清水寺の終りかけのサツキ・2021年

5月末。

京都市東山区の清水寺を訪れました。

清水寺では、毎年、5月下旬から6月上旬にかけてサツキが咲きます。

今回は、そのサツキを見るために清水寺に向かいました。

閑散とした清水坂

清水寺の最寄り駅は、京阪電車の清水五条駅です。

駅からは、東に15分から20分ほど歩けば、清水寺に到着します。

市バスだと、「清水道」で下車して東に徒歩約10分です。

清水道から清水寺へと向かう道は、松原通ですが、東大路通より東は清水坂と呼ばれています。

現在、五条通が松原通の南にありますが、かつては松原通が五条通と呼ばれ、清水寺への参詣路となっていました。

清水坂は、年中、旅行者や観光客で賑わっているのですが、緊急事態宣言が出ているため、ほぼ無人の状態です。

清水坂

清水坂

ほとんどのお店が閉まっており、閑散としています。

昨年も清水寺にサツキを見に訪れていますが、その時も同じような感じでしたね。

清水坂を上り切り、清水寺の仁王門前にやってきました。

仁王門

仁王門

以前は、この付近に大勢の旅行者がいたのですが、今は、人がまばらです。

五月晴れの空とサツキ

仁王門から右に進むと、サツキがたくさん植えらえています。

サツキ

サツキ

サツキは、赤色やピンク色の花を咲かせていましたが、そろそろ終わりが近づいていました。

石段を下りたところに植えられているサツキは、見ごろが終了していますね。

サツキと仁王門

サツキと仁王門

今年の京都は、サツキの開花が早かったため、見ごろを終えるのも早かったようです。

あと5日ほど早く訪れるべきでした。

拝観出口付近の池の周囲は、新緑で埋め尽くされていました。

池と新緑と三重塔

池と新緑と三重塔

頭上は、雲一つない五月晴れ。

新緑の奥には、朱色の三重塔が見えます。

すでに京都は梅雨に入っていますが、この日は、初夏の光景が広がっていましたよ。

西門(さいもん)の下のサツキは、まだ見ごろを保っていました。

西門とサツキ

西門とサツキ

祥雲青龍と一緒に見るサツキ。

祥雲青龍とサツキ

祥雲青龍とサツキ

仁王門をくぐって石段を上り、随求堂(ずいぐどう)の前にやってきました。

随求堂

随求堂

随求堂では、胎内巡りをできるのですが、今は休止中。

清水寺の拝観受付付近にやってきました。

拝観受付付近

拝観受付付近

この辺りも人がまばらです。

藤棚の藤は、すでに花を散らしていました。

今回は、本堂を拝観しませんでしたが、今ならまったく混雑していないでしょうね。

境内の北側にやってきました。

この付近にもサツキが植えられています。

仁王門の近くのサツキよりも、多くの花が咲いていました。

サツキのアップ

サツキのアップ

さわやかな青空の下、きれいなサツキを見ることができて良かったです。

普段は、海外からお越しの方で混雑する清水寺ですが、今は、観光客の姿がほとんどありません。

おそらく、夏場も、人が少ないでしょうから、清水寺に観光で訪れようと考えている方は、梅雨明けにお越しになると良いでしょう。

この後は、京都霊山護国神社に参拝します。

なお、清水寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

宿泊