初夏の真如堂の風景・2019年

5月上旬。

京都市左京区に建つ真如堂(しんにょどう)に参拝しました。

真如堂の境内には、多くのカエデが植えられており、今の時期はその新緑がとてもきれいです。

また、様々な植物も植えられていることから、初夏の花も楽しむことができます。

初夏の花咲く境内

真如堂は、市バス停「錦林車庫前」から西に徒歩約5分の場所に建っています。

真如堂の境内には、西側の赤門から入りたいところですが、今回は、北側の入り口から境内に入ることに。

境内の北側

境内の北側

境内全体が緑に包まれています。

想像していたとおり、カエデが黄緑色の若葉をたくさん付けていますね。

ツツジは、花数が少な目でした。

ツツジ

ツツジ

本堂の右前に植えられているボダイジュは、深緑色の葉で覆われ、カエデの新緑とは違った趣があります。

本堂

本堂

それでは、本堂にお参りをしましょう。

本堂の近くでは、コデマリが、小さく真っ白い花をたくさん咲かせています。

コデマリ

コデマリ

見上げれば、藤の紫色の花。

藤

藤は、見ごろすぎといった感じで、終わりが近づいていました。

足元では、シャガも咲いていましたよ。

シャガ

シャガ

真如堂境内は、様々な初夏の花が咲いていました。

苔と新緑

私が真如堂を訪れた日は、三重塔が本格的な工事に入っていました。

工事中の三重塔

工事中の三重塔

いつもなら、三重塔を遠目に眺めるのですが、しばらくはその姿を見れそうにありませんね。

三重塔の下に建つ手水屋では、手水鉢に初夏の花が飾られていました。

手水鉢に飾られた初夏の花

手水鉢に飾られた初夏の花

手前の真っ白な花はコデマリ、一番奥には先ほど見たコデマリ、そして、中ほどにシャガが添えられています。

初夏の花が添えられた手水鉢は、この時期ならではの爽やかさがありますね。

本堂の裏側へ廻ります。

本堂裏の地面には、コケがいっぱい敷かれています。

コケと新緑

コケと新緑

頭上には、カエデの新緑がいっぱい。

上も下も、緑色がとても美しいです。

真如堂は、これだけ多くのカエデが植えられていますから、秋の紅葉も美しいです。

そのため、紅葉の時期は人がとても多いのですが、初夏はほとんど人がいません。

ちなみに真如堂の紅葉の写真は、京都紅葉photoの以下のページをご覧ください。

本堂裏の新緑を見た後は、南に歩きます。

振り返ると、新緑の奥に大きな本堂の屋根が見えましたよ。

新緑の奥の本堂

新緑の奥の本堂

初夏の真如堂の境内は新緑がとてもきれいでした。

これから梅雨に入ると、真如堂では、ボダイジュアジサイ夏椿も見ることができますよ。

なお、真如堂の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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