相国寺の白梅と椿・2018年

3月上旬に京都市上京区の相国寺を訪れました。

この日は、相国寺境内に建つ林光院の特別公開を見に行き、その後で相国寺境内に植えられている梅を観賞しました。

林光院にも、鴬宿梅(おうしゅくばい)と呼ばれる梅が植えられていますが、まだ2分咲きの状態でした。

でも、相国寺境内では、白梅が見ごろを迎えていましたよ。

満開の白梅

相国寺の最寄り駅は、地下鉄今出川駅です。

駅を出て、東に5分ほど歩けば、相国寺の総門前に到着します。

総門

総門

総門をくぐって北にまっすぐ進むと、途中で北東に向かう参道が現れます。

相国寺の白梅は、この北東に向かう参道の脇に植えられています。

白梅

白梅

少し離れた場所からでも、白梅は今が見ごろだとわかりますね。

白梅に近づくにつれて甘酸っぱい香りが強くなっていきます。

白梅の正面にやってきました。

満開の白梅

満開の白梅

下から上まで純白の花がいっぱいです。

枝先を見ると、一重の花がたくさん咲いていました。

白梅のアップ

白梅のアップ

つぼみもまだ残っていたので、しばらくは見ごろが続きそうです。

白梅の近くには、椿も植えられていました。

椿と白梅

椿と白梅

赤い椿の花と一緒に見る白梅もきれいでしたよ。

この椿は、花弁が開き切らない猪口(ちょく)咲きなので、横から見るとつぼみが少し開いただけのように見えます。

椿のアップ

椿のアップ

椿には、いろんな品種があり、どれがどれだかわかりませんね。

白梅の奥には鐘楼が見えます。

鐘楼と白梅

鐘楼と白梅

禅寺は松が多く植えられている印象ですが、相国寺も境内に松がたくさん植えられています。

それら松に混ざって、梅、桜、椿、カエデなどの木々があり、四季折々の風景を見せてくれます。

全体的には、松ばかりなのですが、所々にこれらの木々が植えられていることで季節感を感じられますね。

それでは、境内のほぼ中央に建つ法堂(はっとう)にお参りをしましょう。

法堂

法堂

相国寺の法堂は、天井に龍が描かれています。

この龍は狩野光信が描いたもので、堂内で柏手を打つと反響することから、鳴き龍と呼ばれています。

法堂も、特別公開が行われていましたよ。

相国寺の白梅は、3月中旬までは見ごろを保っていそうです。

その頃には、林光院の鴬宿梅も見ごろを迎えていると思います。

この後は、法堂から北に進んだ場所に建つ豊光寺の特別公開を見に行ってきました。

なお、相国寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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