3月上旬。
京都市中京区の下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)に参拝しました。
下御霊神社の境内には、紅梅と白梅が植えられています。
白梅は、割と早くに開花するのでそろそろ見ごろに入っているはずです。
一方の紅梅は遅咲きで、毎年3月中旬に見ごろを迎えますから、まだあまり咲いていないかもしれません。
見ごろが近づく紅梅
下御霊神社には、京阪電車の神宮丸太町駅から南西に7分ほど歩くと到着します。
寺町通に面した鳥居の前にやってきました。
鳥居の奥の正門には、龍などの装飾が施されているので、境内に入る前にじっくりと見ておきたいですね。
鳥居の脇には、3月11日の午前10時から午後3時まで行われる梅和祭(うめなごみのまつり)の案内が出ていました。
「八重の紅梅を愛で神も人も和める祭礼」で、お抹茶の振る舞いもあるそうですよ。
なお、抹茶は1人600円でなくなり次第終了だそうです。
境内に入ると正面に拝殿が建っています。
拝殿の左後ろに紅梅が見えます。
思っていた以上に紅梅は開花が進んでいるようです。
拝殿の後ろの本殿にお参りをしましょう。
本殿には、非業の死を遂げた8柱の神さまが祀られています。
平安時代は、怨霊を祀ると災厄から免れるという御霊信仰が盛んでした。
しっかりとお参りしておけば、災いが降りかからないかもしれませんね。
本殿から紅梅を眺めます。
もう5分咲き程度まで咲き進んでいるでしょうか。
この様子だと、3月11日には見ごろを迎えていそうですね。
下御霊神社の紅梅は八重咲きなので、花が丸みを帯びてボリューム感があります。
つぼみと花が半分ずつくらいでしょうか。
紅梅は社務所の近くにも植えられています。
紅梅を見上げると、まだ花数が少ない感じでした。
曇り空だったため、薄暗い写真となってしまいました。
見ごろの白梅
次は、境内の南西に建つ天満宮前の白梅を観賞します。
白梅はすでに満開です。
散っている花もあったので、そろそろ終盤のようです。
下御霊神社の白梅は一重の花を咲かせます。
白梅の近くには、いつの間にか自動販売機が設置されていました。
ちょっと白梅を見にくくなっているのが残念ですが、何か温かい飲み物を飲みながら梅を見るのも良いですね。
今年の京都の梅は開花が遅れていますが、下御霊神社の紅梅は例年と同じかやや早くに花を咲かせたようです。
白梅はそろそろ見ごろを終えそうですが、紅梅は3月20日頃までは楽しめそうですよ。
なお、下御霊神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。