京都御所の御池庭と御内庭の紅葉・2016年

2016年7月から京都御所の拝観が、月曜日以外は基本的に誰でもいつでも無料でできるようになりました。

これにより、春と秋の2回行われていた一般公開がなくなったのですが、観光で京都に訪れる方にとっては現在の拝観方式の方が便利ですね。

秋の一般公開は毎年10月下旬から11月初旬にかけて行われていました。

でも、この時期は紅葉には少し早かったので、京都御所内の紅葉を見ることはできませんでした。

11月下旬。

いつでも拝観できるようになった京都御所に紅葉を見に行ってきました。

御池庭の紅葉

京都御所の最寄り駅は、地下鉄の丸太町駅と今出川駅です。

入り口の清所門に近いのは今出川駅なので、あまり歩きたくない方は今出川駅で降りると良いでしょう。

清所門で、お巡りさんの手荷物検査を受けます。

一般公開が行われていた時も手荷物検査があり、これは現在も変わってませんね。

首からかける京都御所入門証を身につけるようになった点が以前と違っています。

京都御所入門証

京都御所入門証

清所門から南に進み、御車寄(おくるまよせ)を過ぎて諸大夫(しょだいぶ)の間にやってきました。

諸大夫の間

諸大夫の間

諸大夫の間には、虎の間、鶴の間、桜の間があります。

戸が開いていますがガラス張りになっていて、ちょっと中が見づらくなっています。

さらに南に進み、建礼門を過ぎて紫宸殿までやってきました。

紫宸殿

紫宸殿

かなり離れた場所から見るようになっているので、紫宸殿の全体を写真に収めることができましたよ。

御所内の南東にある門は建春門。

建春門

建春門

その建春門近くのカエデは、紅葉の盛りを過ぎ、葉を散らし始めていました。

建春門付近の紅葉

建春門付近の紅葉

砂利の上に散るモミジも情緒があって良いものです。

小御所の前に広がる御池庭(おいけにわ)

御池庭

御池庭

その名の通り、庭園の大部分が池になっています。

御池庭は、カエデはそれほど多くありません。

石橋と紅葉

石橋と紅葉

それでも、水際のモミジが真っ赤に色づいてきれいでしたよ。

モミジと池

モミジと池

御内庭の紅葉

御池庭の北にある御常御殿(おつねごてん)に向かいます。

御常御殿の入り口近くに植えられているカエデが、きれいに紅葉していました。

御常御殿と紅葉

御常御殿と紅葉

この紅葉はちょうど見ごろに入っており、多くの拝観者が写真撮影をしていましたよ。

御常御殿の前には、御内庭(ごないてい)が広がります。

御内庭の紅葉

御内庭の紅葉

御内庭は、御池庭よりも小さめの庭園です。

常緑樹が多く植えられていますが、それらに混ざってカエデも数本あります。

御内庭

御内庭

一面が真っ赤になっているのも良いですが、緑色の木々に混ざる控えめな紅葉も良いものです。

御常御殿の脇から見る紅葉もきれいです。

御常御殿の脇から見る紅葉

御常御殿の脇から見る紅葉

ただ、ここからだと人がたくさん写ってしまいますね。

御内庭を見た後は、出口に向かいます。

出口付近の紅葉も散り始めていましたよ。

出口付近の紅葉

出口付近の紅葉

やっぱり紅葉の時期の京都御所はきれいですね。

モミジが散り始めていたので、もう少し早く訪れていたら、もっときれいな紅葉を見れたと思います。

拝観者の数は以前までの一般公開よりも少なく、あまり混雑していませんでしたよ。

なお、京都御所の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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