毎年ゴールデンウィークに京都府八幡市の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)で石清水灯燎華(いわしみずとうりょうか)が行われます。
2016年は5月4日の19時から21時まで境内がライトアップされ、また、本殿の特別公開、献灯、茶席接待なども行われます。
ということで、5月4日に石清水灯燎華を見に行ってきました。
ライトアップされる境内
石清水八幡宮の最寄り駅は、京阪電車の八幡市駅です。
駅からはケーブルカーに乗って男山の山上に行くのが便利ですね。
夜ですから参道を登るよりもケーブルカーを使った方が安全です。
駐車場もありますが、山上駐車場は非常に混んでおり、駐車場が空くまで待機している自動車が長い列を作っていました。
なので、マイカーで山上駐車場に行くのはやめた方が良いですね。
男山山上の三の鳥居の前にやってきました。
時刻は19時を少し回ったあたり。
徐々に空が暗くなり、灯籠の灯りが参道を照らし始めます。
参道の中央には竹の灯りが設置され、まっすぐ南総門まで続いています。
そして、南総門に到着。
南総門をくぐると、本殿全体がライトアップされていました。
予想していた以上に人が多いです。
とりあえず本殿にお参りです。
本殿の前には、たくさんの献灯が並んでいます。
きれいな笛の根が聞こえてきました。
境内の西側に建つ神楽殿での奉納演奏ですね。
笛の演者は森田梅泉(もりたばいせん)さん。
奉納演奏の題名は「日本の女神」とのこと。
美しい音色が境内に響き渡ります。
境内の中央に設置された特設舞台では、献灯がたくさん置かれていました。
ちなみに献灯料は1灯500円です。
すでに3月中旬から事前献灯も受け付けていたそうですよ。
夜間の本殿拝観は、拝観料1,000円です。
順番待ちの行列ができていたので、本殿拝観を希望する方は、早めに受付に行った方が良いですね。
境内の南東では茶席が用意されており、抹茶をいただくことができます。
こちらは1服500円です。
また、期間限定のお守りの授与もありますから、この機会に授かっておくのも良いですね。
神苑のライトアップ
本殿のライトアップを見た後は神苑へ向かいます。
神苑には休憩所があり、その2階から地面にロウソクで作られた「祝国宝!」の文字を見下ろします。
石清水八幡宮は2016年2月に国宝に指定されました。
「祝国宝!」の上にはハトが2羽向かい合って「八」の字になっています。
石清水八幡宮に限らず、八幡神が祀られている神社では、2羽のハトで「八」の字を表現していることが多いですね。
鳥居にかかっている「八幡宮」の扁額も「八」の字が2羽のハトになっていますよ。
神苑にあるエジソン記念碑もライトアップされていました。
エジソンは八幡市の竹を白熱電球のフィラメントに使用したと言われています。
夜でも明るい生活ができることに感謝しないといけませんね。
なお、石清水八幡宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。