京都市左京区の鞍馬寺は、京都市内でも割と早く紅葉が見ごろを迎えます。
山の上にあり、気温が京都市中心部よりも低いことが、その理由なのでしょうね。
11月11日。
まだ紅葉の見ごろには、やや早そうだったのですが鞍馬寺に紅葉狩りに行ってきました。
澄んだ空気に心が落ち着く
鞍馬寺の最寄り駅は、叡山電車の鞍馬駅です。
京都駅から鞍馬駅に行くには、まず出町柳駅まで行かなければなりません。
電車を使うなら、JRで東福寺まで行って京阪電車に乗り換え、終点の出町柳駅まで行くのが最も簡単な方法です。
鞍馬駅に到着。
大きな天狗がお出迎えです。
さすがに鞍馬は空気が澄んでいますね。
呼吸をするだけなのに心が落ち着いていきます。
鞍馬寺は、駅からすぐです。
近くには飲食店やお土産屋さんがあり、まさに観光地といった雰囲気です。
鞍馬寺の入り口の仁王門付近のカエデは、半分程度が紅葉していました。
仁王門で入山料300円を納め、鞍馬山へ足を踏み入れます。
そして、山頂に向かってゆっくりと山道を歩いていきます。
途中には、鞍馬の火祭で有名な由岐神社もあるので、休憩を兼ねてお参りしていくと良いでしょう。
山頂で見る紅葉風景
山頂に近づくにつれて、カエデの葉の色づきが増していきます。
それでも、まだ紅葉の見ごろには5日ほど早い印象です。
ほぼ山頂までやってくると、転法輪堂付近のカエデが良い具合に色づいていました。
本殿金堂へと続く石段の両脇も赤いモミジが目立ちます。
石段途中の苔むした屋根の上のモミジは、赤色、オレンジ色、緑色と様々。
石段の上まで来て見下ろすと、モミジが日差しを浴びてキラキラと輝いていました。
鞍馬山山頂から眺める紅葉風景は、まだ青葉も残っていましたが、下界では見れない絶景でしたよ。
それでは本殿金堂にお参りです。
本殿金堂にお参りを済ませ、山頂でしばし休憩。
たくさんの幼稚園児が遠足に来ていました。
他にも、多くの参拝者で本殿金堂付近は賑わっていましたよ。
それにしても、鞍馬山から眺める秋空と山々は、とてもすがすがしい気持ちにしてくれます。
空気もきれいで、呼吸をしていると、少しずつ体内が浄化されていくようです。
太陽の光をいっぱいに浴びて輝くモミジ。
石段付近の紅葉も、あと数日で真っ赤になることでしょう。
奥の院の入口付近の紅葉も鮮やかです。
その先にある霊宝殿近くのカエデは、情緒ある色に染まっていましたよ。
鞍馬寺の紅葉は、仁王門付近と本殿金堂付近が最もきれいです。
奥の院には、ほとんど紅葉はありません。
貴船神社まで紅葉を見に行くなら、奥の院から鞍馬山を歩いて下りていく方法もありますが、かなり疲れます。
体力に自信がない方は、鞍馬駅まで戻って叡山電車で貴船口駅まで行き、そこから京都バスに乗って貴船神社に向かうのが良いでしょう。
なお、鞍馬寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。
この後は貴船神社に紅葉を見に行きます。