鞍馬寺を紹介しています。
由緒、見どころ、所在地、最寄駅などの情報を掲載。

鞍馬寺

鞍馬寺本殿金堂

由緒

鞍馬寺は、鑑真の弟子の鑑禎(がんてい)が、宝亀元年(770年)に毘沙門天を祀って創建したのが始まり。鞍馬弘教総本山。

延暦15年(796年)に藤原伊勢人(ふじわらのいせんど)が堂塔伽藍を建立した。

その後、幾度と火災で焼失するが、その度に再建されている。

かつては天台宗に属し、青蓮院との関係も深かったが、昭和22年(1947年)に鞍馬弘教の総本山となる。

仁王門

仁王門

鞍馬寺の入口の仁王門。叡山鞍馬駅から歩いて約3分ほどの場所にある。湛慶作の仁王像が祀られている。

鬼一法眼社

鬼一法眼社

仁王門から進み3分ほど歩いた場所にある鬼一法眼社。牛若丸に兵法を授けた鬼一法眼を祀る。

魔王の滝

魔王の滝

鬼一法眼社の隣にある魔王の滝。魔王尊石像が祀られている。

由岐神社

由岐神社

鬼一法眼社からすぐの場所に建つ由岐神社。祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)。天慶3年(940年)に朱雀天皇が、王城の北方鎮護のために御所に祀られていた由岐大祭神を鞍馬にうつしたのが始まり。拝殿は慶長12年(1607年)に豊臣秀頼が再建したもの。樹齢600年といわれる願かけ杉や割拝殿がある。

義経公供養塔

義経公供養塔

由岐神社から1分ほど歩いた場所にある義経公供養塔。昭和15年(1940年)に義経公をしのんで建てられた。

中門

中門

義経公供養塔から九十九折参道(つづらおりさんどう)を抜けた場所に建つ中門。もともとは仁王門の脇に建っていた。

本殿金堂

中門を抜けて約10分ほど歩いた場所に建つ本殿金堂(ページトップの写真)。標高410mの地に建つ。三尊尊天(千手観世音菩薩、毘沙門天王、護法魔王尊)を奉安する。

奥の院

奥の院

本殿金堂から5分ほど歩いた場所にある奥の院の入口。ここから険しい道が続く。

義経公息次ぎの水

義経公息次ぎの水

牛若丸が剣術の修行のために奥の院僧正が谷に通ったときに喉をうるおしたと伝えられる。冬は雪に埋もれている。

義経公背比べ石

義経公背比べ石

遮那王(牛若丸)が奥州平泉の藤原秀衡のもとに下る際に名残を惜しんで背比べをした石。

大杉権現社

大杉権現社

義経公背比べ石から木の根道を分け入った場所に建つ大杉権現社。千年近い樹齢を保ち、「護法魔王尊影向の杉」として信仰されている。

僧正が谷不動堂

僧正が谷不動堂

義経公背比べ石から5分ほど歩いた場所に建つ僧正が谷不動堂。伝教大師最澄が刻んだと伝わる不動明王が安置されている。

義経堂

義経堂

僧正が谷不動堂の脇に建つ義経堂。文治5年(1189年)に源義経は奥州の衣川で自害したが、その魂は鞍馬山にあり、遮那王尊として護法魔王尊の破邪顕正の働きを助けているとされる。

奥の院魔王殿

奥の院魔王殿

僧正が谷不動堂から3分ほど歩いた場所に建つ奥の院魔王殿。地上の創造と破壊を司る護法魔王尊が奉安されている。

西門

西門

奥の院魔王殿から階段の道を15分ほど下ると出口の西門に到着。

鞍馬寺の所在地

〒601-1111
京都市左京区鞍馬本町1074(地図

鞍馬寺への行き方

叡山鞍馬駅から徒歩約3分

鞍馬寺に入るには愛山費500円が必要。

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