京都市中京区の新京極通沿いに建つ錦天満宮は、菅原道真を祀っている神社です。
新京極はお土産物屋さんがたくさんあることから修学旅行生でよく賑わっており、買い物の合間に参拝に訪れる生徒さんも多いですね。
神社では、必ずと言っていいほど、おみくじを引けるようになっているのですが、錦天満宮のおみくじの自動販売機はちょっと変わっています。
獅子舞が箱の中で動く
錦天満宮の最寄り駅は、阪急電車の河原町駅です。
地下鉄だと四条駅ですね。
四条通から新京極通に入り、北に3分ほど歩いたあたりにお店に混ざって錦天満宮が建っています。
周囲のお店に完全に溶け込んでいるので、気づかずに素通りしてしまうことがあります。
なので、参拝される時は、見逃さないように注意してください。
境内に入ってすぐの場所には、牛がいます。
この牛は、お参りに訪れるたびに少しずつ体の色が金色になっていってます。
以前はもっと黒かったのですが、色が剥がれて金色の方が目立ってます。
これも参拝者に体を触られて親しまれている証拠ですね。
それでは本殿にお参りをしましょう。
学問の神様を祀っている神社ですから、頭が良くなるようにとか、受験に合格するようにといったお願いをすると良いでしょう。
境内にある手水鉢の水は、名水の錦の水です。
境内の北側に蛇口があるので、錦の水を汲むことができますよ。
さて、お待ちかねのおみくじの自動販売機です。
おみくじの自動販売機は、本殿の前と境内の南側に設置されています。
ガラスが張られた透明な箱の中には、獅子舞がいます。
この獅子舞がなかなか愛嬌があり、勝手に動き出すんですよね。
その動きが様々で、長い時間見ていても飽きません。
獅子舞から授かったおみくじが、本殿の北側にびっしりと結ばれていました。
おみくじの近くには絵馬もたくさん奉納されていましたよ。
さすがに合格祈願の絵馬が多いです。
信心深い方々なので、きっと合格できることでしょう。
梅雨時ということもあり、梅の木には青い実が成っていましたよ。
梅の木の枝には、大願梅もぶら下がっていました。
大願梅の初穂料は500円です。
中の願い神に願い事を記して、木栓で封をし大願梅の樹に奉納するか持って帰ります。
奉納された大願梅は、年末にお焚き上げされるそうです。
また、錦天満宮では合格祈願のお守りも授かれます。
紫色の星形のお守り袋の中央に合格と刺繍してあって、ちょっと変わっています。
大きさは10円玉ほどなので、持ち歩くのに便利です。
境内を一通り散策したので、そろそろ神社から出ることに。
ひっそりと置かれた水盤の花もきれいに咲いていましたよ。
なお、錦天満宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。