1月上旬に京都市左京区の平安神宮を訪れました。
平安神宮は、京都市内でも有名な神社なので、毎年正月には多くの初詣客で賑わいます。
私が訪れた日は、既に三箇日から数日経っていたので、それほど参拝者は多くありませんでした。
それでも、他の神社と比較するとお参りに訪れている方は多かったですね。
開放感のある広い境内
平安神宮は、地下鉄東山駅から北に5分ほど歩くと大鳥居が見えてきます。
その大鳥居からさらに3分ほど歩くと、入り口の應天門が現れます。
緑色の屋根に朱色の柱。
京都らしさを感じさせる色合いですね。
平安神宮は、その名から平安時代からあった神社のように思われがちですが、創建されたのは明治時代です。
平安神宮の説明書によると、應天門は、平安京大内裏の正庁朝堂院の南面正門で延暦14年(795年)に造営され、平安神宮の門は明治28年(1895年)に往時の様式を復元し、神門として建造されたものだとか。
門の上には應天門の扁額がかかっています。
この扁額もじっくりと見ておきましょう。
門をくぐり境内へ。
この広々とした開放感のある境内も、平安神宮の特徴であります。
神社の境内は、割とごちゃごちゃとしているのですが、平安神宮の境内は中央に建物がないので、とても広く感じます。
大極殿にお参りしましょう。
参拝者は、中央から大極殿へと向かいます。
平安神宮に祀られているのは、平安京最初の天皇の桓武天皇と平安京最後の天皇の孝明天皇です。
今年1年、京都が栄えますようにと、お願いしておきました。
参拝を終えた後は、建物の左右から大極殿を出ます。
境内の端の方には、おみくじがたくさん結ばれていました。
今年の運勢はどうだったのでしょうか。
そう言えば、私はここ数年、おみくじを引いていません。
また、機会があればどこかで引いてみます。
お参りを済ませたので、平安神宮の境内から外に出ることに。
應天門に向かって歩き出すと、屋根に雪が積もっているのに気づきました。
雪は、ほとんど融けていましたが、京都市内に雪が降ってから5日ほど経っても、まだ残っているとは。
今年の冬は例年よりも寒いですからね。
雪もなかなか融けないのでしょう。
いつみてもその高さに圧倒される大鳥居。
今まで平安神宮の大鳥居以上に高さのある鳥居は見たことがないです。
どこかにもっと大きな鳥居があるのかもしれませんが、京都市内だと平安神宮の大鳥居が最も大きいですね。
その大鳥居の辺りから東山を見上げると、山頂に将軍塚大日堂の青龍殿が見えました。
青龍殿は2014年秋に完成したばかりの建物なので、まだ見慣れていないためか違和感を感じます。
そのうち京都を代表する観光名所となるでしょうから、その頃には何の違和感もなくなっているでしょうね。
なお、平安神宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。