妙蓮寺のフヨウ・2012年

8月下旬。

京都市中心部のフヨウの名所である妙蓮寺へ。

あまり観光客の方が訪れないお寺なので、境内がいつも静かなのが魅力です。

そろそろフヨウも見ごろになっている頃でしょう。

山門前の赤いフヨウ

妙蓮寺は、地下鉄鞍馬口駅から西に10分ほど歩いた辺りに建っています。

この近くは、妙覚寺や妙顕寺など「妙」がつくお寺がいくつかあるので、間違えないように注意してください。

妙蓮寺の山門前に到着。

真っ白な雲を背景に建つ山門は、なかなか見ごたえがありますね。

妙蓮寺

妙蓮寺

山門へと続く参道の両脇に赤いフヨウの花が咲いていました。

由緒書付近が最もにぎやかです。

由緒書付近のフヨウ

由緒書付近のフヨウ

とても大きく赤いフヨウの花。

大きな赤い花

大きな赤い花

この日の最高気温は35度だったので、フヨウの花も暑そうな感じで、みずみずしさが少しばかりなくなっているようでした。

花弁の外側が黒く焦げているようになっているものも、いくつかありましたね。

境内のフヨウ

山門をくぐり境内へ。

境内に入ってすぐの辺りには、ピンク色のフヨウが咲いていました。

ピンク色のフヨウ

ピンク色のフヨウ

境内は、山門前よりも色の薄いフヨウがいくつも咲いていました。

真っ赤な花よりも薄い色の花の方が、夏は涼しく感じますね。

本堂の手前には、10月から咲きはじめ翌年4月に見ごろを迎える御会式桜(おえしきさくら)が植えられています。

もちろん今は夏なので、桜の花は咲いていません。

本堂にお参りをしたいところですが、あいにく工事中で、近くに寄ることはできません。

本堂を背景にフヨウを撮影すると、工事中の姿が写ってしまうので、今回はあきらめることに。

本堂の前には、フヨウが整然と植えられていて、まるで壁のようになっていました。

本堂前のフヨウ

本堂前のフヨウ

花は少なめ。

それにしても青々としたフヨウの壁は、夏らしさを感じさせてくれますね。

曇り空を背景にフヨウを撮影。

曇り空とフヨウ

曇り空とフヨウ

全体的に晴れてはいたのですが、ところどころ雨雲のような灰色の雲が浮かんでいました。

この日は、1日中雨は降りませんでしたが、この時期は、晴れていたかと思ったらいきなり豪雨になることもあるので、京都散策の際は、折り畳み傘を用意しておいた方が無難です。

境内のフヨウを一通り観賞した後は、休憩所へ。

木々に覆われた空間にテーブルとイスが置かれています。

木陰でじっとしていると、心地良い風が吹き抜けていきました。

木陰に入っている方が、ビルの影にいるよりも涼しく感じますね。

最後に休憩所近くのフヨウを撮影して妙蓮寺を後にしました。

休憩所付近のフヨウ

休憩所付近のフヨウ

なお、妙蓮寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

宿泊

宿泊