東山区一覧

青蓮院にある5本のクスノキ

京都市東山区の地下鉄東山駅から南に5分ほど歩いた辺りに建つ青蓮院(しょうれんいん)には、立派なクスノキが5本植えられています。 この5本のクスノキは、京都市登録天然記念物となっています。 天然記念物に登録されるだけあって、背がとても高く、横に張り出した枝も飲み込まれそうなくらいの迫力があります。

豊臣秀吉を祀る豊国神社

京都市東山区に建つ豊国神社は、その名から想像できるように豊臣秀吉を祀っている神社です。 豊臣秀吉というと、大坂城のイメージが強いですが、京都との関係が深い人物です。 京都を城郭都市とするために御土居を造りましたし、亡くなったのは伏見城だったわけで、秀吉は全盛期から晩年まで、京都で過ごしていました。 秀吉が亡くなると、その遺言により、遺体は東山の阿弥陀ヶ峰に葬られ、そのふもとに廟社が建てられ、後陽成天皇から豊国大明神の神号を賜りました。 しかし、大坂夏の陣で豊臣家が滅亡すると徳川幕府により、廟社は壊されてしまい、明治時代まで再建されませんでした。

神社に祀られている動物たち

神社にお参りに行くと、様々な動物が祀られていることに気づきます。 サル、ウシ、キツネなど、その神社によって違いはありますが、多くの神社で動物を祀っていますね。 ところで、こういった動物たちと神社は、一体どういう関係にあるのでしょうか。 今回の記事では、動物たちがそれぞれの神社に祀られている理由を調べてみたので、紹介します。

ゑびす様として信仰される事代主命

商売繁盛のご利益を預けてくれる神さまとして有名なのは、ゑびす様ですね。 実は、このゑびす様とされる神さまは、2人います。 ひとりは蛭子神(ひるこのかみ)、もうひとりは事代主命(ことしろぬしのみこと)です。 京都市東山区の恵美須神社に祀られているのは、事代主命の方です。 ところで、なぜ、事代主命がゑびす様なのでしょうか。

国のために戦った英霊たちを祀る京都霊山護国神社

京都市東山区に建つ京都霊山護国神社(きょうとりょうぜんごこくじんじゃ)には、明治維新以降、国のために戦った人たちの英霊が祀られています。 特に有名なのが、幕末の勤王の志士たちの慰霊碑で、墓地には坂本竜馬や中岡慎太郎のお墓もあります。 ここに訪れる多くの人は、幕末の志士たちに興味があるようですが、他にも第2次世界大戦で亡くなった人たちの英霊も祀られているので、そういった人たちの鎮魂のために置かれた慰霊碑なんかも見て欲しいですね。

鴬張りの廊下がある京都の建物

京都の建物を拝観すると、床がキュッキュッと鳴ることがあります。 お寺にしても神社にしても、古い建物なので、床が傷んでいるんだろうなと思ってしまいますが、実はこのキュッキュッと鳴る音は、建物の劣化によって起こっているわけではありません。 実は、建築時にわざとこのような音が鳴るように設計されているのです。 こういったキュッキュッと鳴る床は鴬張りと呼ばれています。 今回の記事では、鴬張りの廊下がある京都の建物をいくつか紹介します。

今も昔も人や物の往来が多い粟田口

昔、京都への入口のことを「口」といいました。 代表的な口が7つあったことから、これらを総称して京の七口と言ったりもします。 その中で東の入口となっていたのが粟田口(あわたぐち)です。 粟田口は、三条大橋の近くに設けられ、東海道、東山道、北陸道の三道に通じていました。

大雲院の境内を散策

京都市観光協会が催す「京の夏の旅」と題した非公開文化財の特別公開で訪れた大雲院。 ここは、織田信長と信忠父子の碑や石川五右衛門のお墓があり、歴史的にも興味が湧くお寺です。 大雲院は、京都市東山区の円山公園付近に建っており、この界隈はよく訪れているにも関わらず境内に入ったことがなかったんですよね。 お寺には、いろいろな文化財が展示されていましたが、それらは写真撮影が禁止されていたので、紹介できませんが、建物は写真撮影できたので、今回の記事では、大雲院の境内を紹介します。