流れるような紅葉・勝林院

京都市左京区の大原に建つ勝林院。 境内には、無駄なものがなく、端正な造りの本堂が奥にどっしりと建っています。 その本堂の脇には、立派なカエデが植えられていて、秋になると真っ赤に紅葉します。

紅葉を背に建つ本堂・寂光院

京都市左京区の大原は、京都バスの大原バス停の東側に観光名所が集中しています。 反対の西側は、のどかな田園風景が広がっていて観光客の方は少なめです。 なので、この辺りには観るべき観光名所がないのかと思ってしまいますが、そんなことはなく、秋になると見事な紅葉を観賞できる寂光院が建っています。

上に行くほど美しい常寂光寺の紅葉

紅葉の名所が数多くある嵯峨野。 その中でも、特に人気があるのが常寂光寺です。 もちろん他の紅葉の名所も多くの観光客の方が訪れるのですが、人が途切れることなく境内に吸い込まれていく紅葉の名所は、嵯峨野では常寂光寺だけではないでしょうか。 この観光客の方の群れに着いていくと、無意識のうちに常寂光寺の門をくぐってしまいます。

2011年10月にオープンした嵐山の旅館・花伝抄

10月に嵐山界隈を散策していると、阪急嵐山駅の目の前にピカピカの建物ができているのに気づきました。 「こんなところに住めるなんて羨ましいなぁ。でも、このマンションは家賃がかなり高そう」なんて思いながら、最初は見ていたのですが、どうやら、その建物はマンションではなく旅館のようです。 入口近くには、「花伝抄」と書かれていました。

滝口入道と横笛ゆかりの滝口寺

京都市右京区の嵯峨野に滝口寺というお寺が建っています。 もともとは往生院三宝院という名だったのですが、明治維新で廃寺となった後、昭和に入って再興されて現在の寺名となりました。 滝口寺という名は、高山樗牛(たかやまちょぎゅう)の小説「滝口入道」が由来となっています。