初夏に禅居庵に参拝した・2026年

5月下旬に京都市東山区の建仁寺にサツキを見に行った後、西隣に建つ禅居庵(ぜんきょあん)に参拝しました。

禅居庵は、建仁寺の塔頭(たっちゅう)で、境内には狛猪がいることから亥年に参拝者が増えます。

それ以外の年だと、境内は静かで落ち着いてお参りできます。

梅雨へと向かう境内

禅居庵には、京阪電車の祇園四条駅から南東に約6分歩くと到着します。

建仁寺の南西角にも、禅居庵に通じる山門があり、今回はここから入ることに。

ウツギと山門

ウツギと山門

山門わきでは、ウツギが枝を這うように小粒の白い花を無数に咲かす。

ウツギの近くに「当庵鎮守摩利支尊天堂入口」と記された案内があり、これを見て、ついでにお参りしていく人も多そう。

山門をくぐると、平らに成形されているものの、不揃いの石が敷き詰められた参道がまっすぐ延びる。

石畳と苔

石畳と苔

その南側にはコケが生え、緑色が全体を覆い始めていました。

梅雨に入れば、もっとコケが活き活きとし、キキョウも五角形の青い花を咲かします。

キキョウは順調に育っていましたが、まだ開花する気配はなし。

参道を南に曲がり、ゆずりあいの道を西へ。

ゆずりあいの道

ゆずりあいの道

人ひとりが通れるくらいの参道で、向かいから人が来たら、どちらかが譲らなければ前に進めません。

それを伝えるため、ゆずりあいの道と名付けたのかも。

途中に植わるヤマボウシは、手裏剣型の花を付ける。

ヤマボウシ

ヤマボウシ

ただ、真っ白な花はほとんど見られず、緑色から黄緑色に変わったものが目立ちます。

ヤマボウシの花がすべて白くなるのは、6月に入ってからでしょうか。

ミニイノシシがいっぱい

ゆずりあいの道を出た正面には、手水舎があり、近づくとイノシシの口から自動的に水が流れるようになっています。

手水舎

手水舎

午後に晴れて気温が上がってきたので、体を少し冷やすのも兼ねて手を清める。

涼感が手首を伝うように上ってくるのが心地よい。

手水舎の奥には、しわくちゃになっているのかと思うほど、たくさんの花びらをつけた紅色の花が咲いていました。

つるバラ

つるバラ

つるバラでしょうか。

砂利の上にも、花が落ちていますが、つるからは離れていない模様。

日向に植わっているためか、砂利に着いている花は疲れているように見えます。

それでは、摩利支天堂にお参り。

摩利支天堂

摩利支天堂

実体を持たない摩利支天は、捕らえられることなく、傷つけられることもないということから、戦国武将の間で信仰されるようになったという。

当庵に祀られている摩利支天像は秘仏なので、参拝者が直に拝むことはできません。

それがまた、大いなる功徳を得られそうじゃないですか。

摩利支天は、イノシシを神使としていたことから、境内には、狛猪が置かれています。

また、最近は、授与所でいただいた亥みくじに名前と願い事を書いて奉納する人も多く、狛猪や灯籠にずらっと並べられています。

ミニイノシシ

ミニイノシシ

黒い点だけの目が愛くるしい。

摩利支天堂の西側にも鎮守社を祀るお堂。

鎮守社

鎮守社

こちらにお参りしていく人は少なめ。

境内では、アジサイも見られますが、まだ色づいていませんでした。

アジサイが見ごろを迎えるのは、京都が梅雨に入ってからでしょうね。

帰りは南側の山門から外へ。

南側の山門

南側の山門

禅居庵の山門は、南側が最も立派で、ここから境内に入るのが本来のお参りの仕方なのでしょう。

摩利支天堂とも一直線に結ばれていますからね。

5月下旬の禅居庵は、コケも、キキョウも、ヤマボウシも、アジサイも、これからといった状態でした。

これらが見ごろを迎えるのは、6月に入ってからになりそうです。

なお、禅居庵の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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