3月末に京都市東山区の円山公園を訪れました。
京都市内でも、屈指の桜の名所として知られる円山公園は、この時期、国内外から多くの旅行者や観光客が訪れ大混雑します。
あまりに人が多く敬遠したくなるのですが、やはり、祇園枝垂れ桜が咲く光景はどうしても見たくなるもの。
ということで、満開になっているであろう時期を狙って祇園枝垂れ桜を見に行きました。
花見茶屋も露店も大賑わい
円山公園には、京阪電車の祇園四条駅から東に約7分歩くと到着します。
八坂神社の北東の鳥居から円山公園に入ると、そろそろ見ごろを迎えようとするソメイヨシノの下に多くの露店が並び、花見気分を盛り上げる。

円山公園
以前より、露店の数が増えたように見えます。
それだけ、春に円山公園を訪れる花見客が増加しているということ。
公園の西側では、花見茶屋銀水が、緋毛氈を敷いた床几台を等間隔にいくつも並べ花見客を誘う。

桜と銀水の床几台
海外からお越しの方たちも、銀水で食事をしながら笑顔で桜を眺めていますね。
晴れた日に花見ができて、良い京都旅行になったのではないでしょうか。
以前は、公園の西側にブルーシートを敷いて花見をする人がいたものですが、今は見られず。
興ざめする光景だったので、いなくなって何より。
公園の南側の遊歩道を東へ。
こちらも露店が並び、ほとんど真横に伸ばした黄色地のアイスチョコバナナののぼりが妙に目立つ。

露店と桜
祇園枝垂れ桜が満開見ごろ
公園の中央やや西側にやって来ると、祇園枝垂れ桜が満開見ごろとなり、多くの花見客を惹き付けていました。

祇園枝垂れ桜
東側から西向きに眺めるのが、祇園枝垂れ桜の定番の楽しみ方。
例年と変わらず、その前には大勢の人がスマホやカメラを構え撮影していましたが、今年は少し変化が見られます。
それは、桜に接近し過ぎずに撮影していること。
昨年までは、柵のぎりぎりに並んで記念撮影をする旅行者が多かったのですが、今年は、柵から少し離れて撮影しています。
おそらく、中国からお越しの方が減ったことが理由だと思います。

祇園枝垂れ桜を撮影する人々
祇園枝垂れ桜は、正式には一重白彼岸桜といい、上の写真の中央に植わっている太い木がそれ。
一見すると1本の枝垂れ桜が、周囲に枝を伸ばしているように見えますが、数年前に助さんと格さんのように脇をかためる枝垂れ桜が植えられ、このような景観に。
祇園枝垂れ桜と繋がるように枝を伸ばす助さん格さん桜は、良い仕事をしてますな。
現在の祇園枝垂れ桜は、戦後に植えられた2代目。
樹齢80年くらいになり、一時期、樹勢が衰えたように思えましたが、助さん格さんのおかげで再び元気を取り戻したように見えます。
祇園枝垂れ桜の南側をかためる枝垂れ桜は色が白くなって散り始めていたので、間もなく見ごろを終えそう。
北側をかためる枝垂れ桜は、まだ淡い紅色を保ち見ごろが続く。
いずれ2代目が枯れる日がきたら、脇をかためる枝垂れ桜の中の1本が3代目を襲名するのでしょうか。
池の東の桜たち
祇園枝垂れ桜から離れ、公園内を東へ。
石橋を渡って、池越しに眺める祇園枝垂れ桜は、間近で見るよりも巨大に感じます。

池越しに見る祇園枝垂れ桜
周りにいる人が、人形のように小さい。
坂本竜馬と中岡慎太郎の像の前に植わる枝垂れ桜も、青空の下で満開の姿を披露。

満開の枝垂れ桜
この枝垂れ桜も幹が太くなり、威厳が出てきましたね。
そして、この桜も、多くの花見客を吸い寄せていました。
小川沿いのソメイヨシノも、もうじき満開。

小川と桜
握れるくらいの石が適度に隙間を作り、その間を流れる浅い水が涼感を与えてくれる。
公園内の北側は人が少なめ。

桜と青空
寝転んで日焼けしている人も。
これだけ天気が良ければ睡魔が襲ってきても仕方ない。
池のほとりに植わるオオシマザクラは5分咲き。

大島桜と祇園枝垂れ桜
奥に見える祇園枝垂れ桜が水面にかすかに映る。
その周りは、いつまでも人が絶えることなく大賑わいでしたよ。
円山公園の祇園枝垂れ桜は3月末に見ごろを迎えていました。
おそらく、4月5日まではきれいに咲いていると思います。
ソメイヨシノは見ごろ間近で、こちらは4月7日くらいまで楽しめるのではないでしょうか。
私が訪れた時間帯は午前11時頃でしたが、祇園枝垂れ桜の周囲は大混雑でした。
でも、先ほども述べたように桜の間近で写真撮影する人が少なかったので、1枚くらいなら近くに寄って無人の写真を撮影しても他の人の邪魔にならないと思います。
また、3月24日から4月8日までライトアップも実施されるので、夜桜を見に円山公園を訪れるのも良いですね。
ただ、以前にライトアップを見に行った時は昼よりも人が多い印象でした。
この後は、知恩院に桜を見に来ます。