10月11日に京都市上京区の福長神社に参拝した後、北東に約5分歩き、相国寺を訪れました。
相国寺は、京都市中心部に広々とした境内を持つ臨済宗のお寺です。
足利義満が創建した立派な禅寺ですが、意外と旅行や観光で訪れる人が少なめです。
秋の境内の景色
地下鉄の今出川駅から北に約3分歩き、同志社大学の北側に来たところで、右に曲がると相国寺の西門に到着します。
長い参道を歩いている人はほとんどいませんね。
同志社大学の学生さんが、時々自転車で通り抜ける姿を目にします。
西門を過ぎた左側に瑞春院があり、その塀際では、まだ少しばかりサルスベリが咲いていました。
今年は、サルスベリが咲いている期間が長かったですね。
参道を東に向かって歩いていきます。
涼しい気候になり、広々とした参道を歩いていても、日差しが熱く感じません。
京都もやっと秋が到来しました。
北に向かう参道わきには宝塔が建っています。
頭上にはさわやかな秋空。
相国寺の境内には松がたくさん植えられています。
相国寺に限らず、臨済宗のお寺は、松が多い印象を受けますね。
松の向こうに法堂(はっとう)が建っているのでお参りをしましょう。
法堂の天井には龍が描かれていますよ。
外からでも見ることはできますが、法堂内から見た方が迫力があります。
ちなみに相国寺では、2024年9月25日から12月15日まで秋の特別公開が実施されています。
拝観料は800円で、法堂、方丈、開山堂を見ることができます。
11月下旬の紅葉の時期に訪れると良いでしょう。
法堂の東側の参道にやって来ました。
こちらも秋空がきれいに見えますね。
塀際のカエデは、まだ紅葉する気配がありません。
鐘楼の下のカエデも緑色。
あと1ヶ月ほどすると紅葉し始める予定です。
それにしても、カエデは緑が美しいですね。
今年のカエデの葉は、例年より緑色が鮮やかに感じます。
9月の終わり頃まで猛暑が続いた影響でしょうか。
足元では、ヒガンバナが咲いていましたよ。
今年のヒガンバナは、開花が遅く、10月に入ってから咲き出したところが多かったようです。
境内の南側の池は、ハスがすっかりなくなり、秋の景色に変わっていました。
そう言えば、今年の夏は相国寺にハスを見に来ていませんね。
来年は、見に来るようにしましょう。
10月に入り、相国寺は秋らしい景色になっていました。
これから順調に気温が下がってくれば、11月下旬にきれいな紅葉が見られそうですね。
この後は、廬山寺にフジバカマを見に行きます。
なお、相国寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。