9月19日に京都市左京区の岡崎別院に参拝した後、北に約3分歩き、金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)を訪れました。
金戒光明寺は、浄土宗四ヵ本山の一つに数えられており、黒谷の地に広々とした境内を有しています。
幕末には会津藩が宿所としたことでも知られている寺院ですね。
青空と諸堂
金戒光明寺には、市バス停「岡崎神社前」から北に約3分歩くと到着します。
岡崎別院の東側の細い坂道を上って行くと、金戒光明寺の南門が現れ、それをくぐって少し歩くと蓮池の前にやって来ます。
蓮池は、その名のとおり、夏になるとハスの花が咲きますが、さすがに9月ともなると大きな葉だけしか残っていません。
視覚的には夏が終わろうとしていますが、気温は35度を超え、まだまだ真夏であります。
蓮池の近くには、テントが設置されており、ミスト付きの扇風機が涼しい風を送ってくれています。
ミスト付きの扇風機が、なかなか涼しかったので、しばらくベンチに座って休むことに。
こういった配慮は、とてもありがたいですね。
汗がひいたところで、境内を散策。
いつもながら、三門は雄大であります。
屋根の下には浄土真宗最初門の勅額がかかっていますよ。
山門の裏側の風景。
夏の景色が残っています。
山門の後ろの石段を上ります。
見上げる青空と納骨堂。
写真だと爽やかに見えますが、実際に歩いていると暑さのせいで爽やかなんて感じられませんでした。
石段を上った右側に阿弥陀堂が建っているのでお参りをしましょう。
金色の阿弥陀さまも堂内で暑そうであります。
阿弥陀堂から見た景色。
雲は厚く、真夏の空を見ているようです。
奥に見える建物は休憩所。
冷たい飲み物が用意されていますよ。
休憩所の隣の手水舎にやって来ました。
手水鉢には、たくさんのアヒルがいたのですが、今はその姿が見当たりません。
どこかに移されたようです。
手水舎の隣のお地蔵さまの前の手水鉢に8体のアヒルが並んでいました。
以前は、アヒルだらけだったんですけどね。
浄土宗の開祖である法然上人を祀る御影堂(みえいどう)。
御影堂の上にも、夏の空が広がっています。
以前は、入り口付近に新撰組の誠の旗が立っていたのですが、この日は見当たりませんでした。
アヒルと同じく、どこかに移されたのでしょう。
再び蓮池に戻り、墓地の石段を上ります。
石段の先には三重塔。
三重塔は文殊塔とも呼ばれ、文殊菩薩が祀られていましたが、今は、先ほど見た御影堂に安置されています。
石段の上に建つ三重塔は、五重塔のように高く見えますね。
金戒光明寺に参拝した際は、この三重塔も見ておきたいです。
この後は、真如堂に参拝します。
なお、金戒光明寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。