還幸祭後の神輿洗式に向かう中御座の神輿・祇園祭2025年

7月28日に行われた祇園祭の神輿洗式を見に来ました。

大松明が四条通を浄めた後、中御座の神輿が、八坂神社の南楼門から四条大橋を目指して進んでいきます。

神輿洗式に向かう中御座の神輿

神輿が通過する前に急ぎ西楼門から外に出て、祇園石段下へ。

西楼門の前の石段は、座りながら観覧できるようになっていました。

午後7時50分前。

祇園石段下、四条通の南側の交番の前で待っていると、東大路通の南から宮本組を先頭に中御座の神輿の行列がやって来ました。

宮本組

宮本組

宮本組の後ろからは、2本の大松明が進みます。

大松明

大松明

行列は、祇園石段下までやって来ると、向きを西に変えて四条通に入ります。

中御座の神輿も、八坂神社の西楼門を背景に祇園石段下にやって来ました。

中御座の神輿と西楼門

中御座の神輿と西楼門

暗闇の中、時々射す光が金色の神輿を輝かせます。

中御座の神輿は、足早に四条通を西に進んでいきます。

中御座の神輿

中御座の神輿

普通に歩いていたのでは神輿に置いていかれます。

早歩きでついていこうとするも、歩道は観覧者が多く、神輿より前に出るのが大変です。

四条通を進む四若神輿会と中御座の神輿。

四条通と中御座の神輿

四条通と中御座の神輿

「ホイットー、ホイットー」の掛け声が、夜の四条通に響き渡ります。

四条通の脇で待機していたお見送り提灯行列も、神輿が過ぎた後に動き出しました。

お見送り提灯行列

お見送り提灯行列

お見送り提灯行列が加わったことで、神輿洗式に向かう行列が一段と賑やかになりました。

賑やかな四条通

賑やかな四条通

花見小路通まで中御座の神輿についていったところで、祇園石段下に引き返します。

四条大橋に到着した中御座の神輿は、午前中に鴨川から汲み上げられた神用水で清められます。

榊にふくませた神用水の飛沫を浴びると厄除のご利益を授かれるといわれていますが、神輿洗式が行われている間は、四条大橋での観覧ができないため、飛沫を浴びるのは、まず無理です。

祇園石段下に戻ってきた中御座の神輿

祇園石段下に戻って来ました。

今度は、北側の歩道で待機。

多くの観覧者が、神輿を追いかけていったため、祇園石段下は閑散としていました。

中御座の神輿が戻ってくるまで、しばし待ちましょう。

神輿洗式は午後8時から四条大橋で行われています。

神輿が祇園石段下に戻って来るのは、午後8時30分頃になります。

神輿が戻ってくるまでの東大路通は、いつもと変わらず、自動車が走り、横断歩道を歩行者が行きかいます。

ただ、東大路通から四条通に自動車が入ることはできません。

午後8時25分頃。

四条通の西の方から、かすかに掛け声が聞こえてきます。

中御座の神輿が戻って来たようです。

先頭の宮本組の後を四若神輿会のお兄さん方が続々と戻って来ました。

目の前を大松明が過ぎると、顔がとても熱かったです。

祇園石段下に入った中御座の神輿は、大きく円を描くようにいったん北に回されます。

そして、赤く光る西楼門の前に運ばれてきました。

戻って来た中御座の神輿

戻って来た中御座の神輿

行きは「ホイットー、ホイットー」だった掛け声が、帰りは「えらいやっちゃ、えらいやっちゃ」みたいな掛け声に変わっています。

西楼門の正面に来たところで、さし上げ。

さし上げ

さし上げ

そして、東大路通を南に進み、南楼門へと向かいます。

東大路を南に帰る中御座の神輿

東大路を南に帰る中御座の神輿

この後、八坂神社の境内に入った中御座の神輿は、舞殿を周り、神輿庫に収められます。

その様子を見たい場合は、四条通を往復する中御座の神輿を観覧する際、祇園石段下の四条通の南側にある交番の前で待機するか、西楼門の前の石段で座って観覧した方が良いです。

四条通の北側は、これからお見送り提灯行列が通過するので、しばらく横断歩道が横断中止となり、八坂神社に入れなくなりますからね。

中御座の神輿が南の闇に消えていくのを見届けていると、お見送り提灯行列が祇園石段下にやって来ました。

この後は、お見送り提灯行列を追いかけることに。

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