京都を北から南に流れる鴨川は、四季折々の景色を見せてくれます。
川沿いには、昔ながらの建物も残っており、季節ごとに違った京都の風情を楽しめますね。
今回は、鴨川の春夏秋冬の景色を紹介します。
春の鴨川
春の鴨川と言えば、やはり桜ですね。
川の東側には、たくさんの桜が植えられており、3月下旬から4月中旬にかけて華やかになります。

春の鴨川
鴨川の桜は、七条大橋から北に向かって順に開花していきます。
七条大橋から五条大橋の間には、3月下旬に見ごろを迎える早咲きの枝垂れ桜が多く植えられています。
そして、五条大橋から四条大橋の間には4月上旬に見ごろとなるソメイヨシノ、三条大橋のたもとにはソメイヨシノより遅めに開花する八重紅枝垂れ桜があります。
京阪電車の出町柳駅より北に行くと賀茂川となり、その両岸にはソメイヨシノや八重紅枝垂れ桜が植わっており、自然の景色を見ながらお花見するなら賀茂川がおすすめですね。
また、四条大橋の近くには桃もあり、3月下旬から4月上旬に白色、ピンク色、赤色の花を咲かせます。
他にも、真っ白な花を無数につけるユキヤナギも見られますよ。
夏の鴨川
夏の鴨川は、空に浮かぶ白雲と木々や芝生の緑が美しいですね。

夏の鴨川
とても暑いので、鴨川沿いを歩くのは控えた方が良いですが、四条大橋や三条大橋を渡る際に北に向かって鴨川を眺めるのがおすすめです。
1年の中で、夏の鴨川が最もきれいだと感じている人も多いことでしょう。
また、夏は、鴨川沿いのお店で納涼床が用意され、夜になると多くの人が納涼床から鴨川を見ながら食事を楽しむのも夏の鴨川の特徴です。
夕方からは風が出て涼しくなりますから、夏に鴨川を歩くなら午後6時以降が良いですね。
8月になると、川沿いではサルスベリの花も見られますよ。
秋の鴨川
秋の鴨川は、川沿いに植えられた桜が紅葉します。

秋の鴨川
11月の京都は、どこも紅葉し、もの悲しい雰囲気が漂っていますが、鴨川沿いは晴れていると、とても清々しい気分で歩くことができますね。
桜の紅葉は赤茶色で、カエデの紅葉ほどは美しくないですが、鴨川の流れと一緒に見ると、それにも味わい深いものを感じます。
紅葉の季節は京都市内の人が多くなるものの、鴨川沿いには人が少なく、意外とのんびりと歩けますよ。
冬の鴨川
冬の鴨川は、1年の中で最も殺風景となります。
川沿いを歩くと寒く、美しいとか感じている余裕もないですね。
そんな冬の鴨川ですが、ユリカモメがたくさんやって来ます。

冬の鴨川
冬の鴨川と聞いて、ユリカモメを連想する方もいらっしゃることでしょう。
近年、飛来するユリカモメは少なくなってきていますが、それでも、毎年、冬になると多くのユリカモメを鴨川で見ます。
川沿いに雪が積もることもありますが、滅多に見られる景色ではないですね。
以上、鴨川の春夏秋冬でした。