6月下旬に京都市東山区の禅居庵に参拝した後、東隣の建仁寺にも立ち寄りました。
先ほど訪れた禅居庵は、建仁寺の塔頭(たっちゅう)です。
建仁寺は、京都最古の臨済宗のお寺です。
毎年、7月になると放生池でハスの花が見られることから、そろそろ開花しているのではないかと思い見に行くことにしました。
梅雨の曇り空の境内
建仁寺には、京阪電車の祇園四条駅から南東に約5分歩くと到着します。
禅居庵からだと、南西角から境内に入ることになります。
境内の南側には放生池があります。
放生池は、中央に石橋が架かっており、池が東と西に分かれているように見えます。
放生池の西側の真ん中にハスの緑色の葉がたくさん見えますね。
さすがにまだ花は咲いていないように見えましたが、よく見ると、葉の影に隠れて花が大きく開いていました。
場所を変えると、ハスの花がよく見えます。
放生池には近づけないので、遠目からハスを見ることになりますが、花が大きいので離れた場所からでも十分に楽しめますね。
境内では、クチナシの白い花も咲いていましたよ。
こちらは、楽大明神。
お参りしておきましょう。
楽大明神の近くでは、シモツケも、ピンク色のふわふわとした花をたくさん咲かせていました。
シモツケは、あまり見かけないので、咲いているのを見ると、とても珍しく感じます。
大きな法堂(はっとう)。
法堂の頭上は、梅雨らしく曇り空であります。
法堂内部は拝観もでき、天井に描かれた龍を見ることができますよ。
法堂の南側にも、大きな三門が建っています。
建仁寺の境内は、広々としており、建物も大きなものが目立ちます。
旅行や観光で訪れる人は、それほど多くなく、境内が混雑することはないですね。
帰りは、境内の北西角にある惣門から出ることに。
惣門から出たところには、アジサイが植えられていました。
木の影となっているためか、アジサイは、まだみずみずしさを残していましたよ。
建仁寺のハスは、毎年7月いっぱいは咲いています。
今年は、咲き始めるのが早かったようですが、7月下旬まで楽しめるのではないでしょうか。
祇園祭を見に京都を訪れた際には、ぜひ、建仁寺にも足を運んでください。
なお、建仁寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。