養源院と法住寺のアジサイ・2012年

7月初旬に東山区の智積院にキキョウを見に行った後、近くの養源院と法住寺に立ち寄りました。

特に目的があったわけではなく、時間があったので、ちょっと寄り道していくかといった感じですね。

観光客の方が少ない季節なので、慌ただしさもなく、ふらっと思いついた場所に行くにはちょうど良い時期です。

養源院

智積院から3分ほど歩いて、養源院に到着。

養源院

養源院

門の前に立って中をのぞき見すると、やはり、参拝者の方はいないようです。

門をくぐり、左にある手水屋でカメラを構えている方がいらっしゃいました。

何を撮影しているのかと思って、レンズの先を見ると、アジサイが咲いていました。

手水屋近くのアジサイ

手水屋近くのアジサイ

花の色は、紫色に近い青色。

他にもアジサイがないものかと探してみたのですが、どうやら養源院は、これだけのようです。

手水屋の前の木には、日差しを浴びて育った青葉がびっしり。

青葉

青葉

参道の両脇も青々とした葉をたくさん付けた木々が立ち並びます。

参道

参道

青もみじがキラキラと輝いています。地面の苔とも調和していますね。

青もみじ

青もみじ

今まで養源院は、秋に訪れたことがないのですが、この青もみじを見ていると、紅葉の季節にも見に来たいですね。

参道の脇には、弁財天が祀られています。

弁財天

弁財天

その隣の赤松の幹が、何ともたくましいです。

養源院は、血天井を拝観することができますが、今回はふらっと立ち寄っただけなので、拝観はパス。

参道の途中まで来たところで引き返すことにしました。

法住寺

養源院の次は、お隣の法住寺に向かいました。

法住寺

法住寺

まずは、身代不動尊にお参り。

境内はあまり広くないので、それほど見るものがありません。

境内の中央には、枝垂桜があります。もちろん今は夏なので、花は咲いておらず、枝には緑色の葉がたくさんついていました。

これと言って気を引くようなものはなかったので、すぐに境内から出ることに。

門まで引き返してくると、青色のアジサイが咲いていました。

入口付近のアジサイ

入口付近のアジサイ

入ってきたときは、門の陰になっていて気づきませんでした。

やや盛りは過ぎているようで、花が乾燥してきています。

そろそろアジサイも終わりに近づいていますね。

法住寺と言えば、境内の裏に後白河天皇の陵があります。

この辺りは、後白河天皇が住んでいた法住寺殿があった場所です。

正面には、平清盛が後白河天皇に寄進した三十三間堂も建っていますので、興味がある方は、拝観すると良いでしょう。というより、三十三間堂の拝観後に法住寺に参拝するのが通常でしょうね。

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