小雨が降る頂妙寺で黄葉するイチョウ・2023年

11月中旬。

京都市左京区の頂妙寺に参拝しました。

頂妙寺には、立派なイチョウが数本植えられており、11月中旬にきれいに黄葉した姿を見られます。

黄葉する時期は、京都市内の他のイチョウよりも早めで、いち早く黄葉を楽しむことができます。

見ごろを迎えた黄葉

頂妙寺には、地下鉄の三条京阪駅、または、京阪電車の三条駅から北に約5分歩くと到着します。

川端通から仁王門通を東に曲がり少し歩くと、頂妙寺の山門が建っています。

山門

山門

山門をくぐった先にもう一つ門がありますが、こちらは、仁王門です。

仁王門

仁王門

仁王門通は、頂妙寺の仁王門が、その名の由来です。

この日は、午前中に雨が降り、境内に水溜まりができていました。

水溜まり

水溜まり

水溜まりには、すでにイチョウの葉が散っています。

黄葉したイチョウも水面に映っていますね。

境内の中央に建つ大きな本堂。

その両前に背が高いイチョウが植わっています。

本堂とイチョウ

本堂とイチョウ

黄葉は、見ごろを迎えていますが、まだ緑が幾分多いですね。

そして、その割には、地面に散っている葉が目立ちます。

今日の雨で、散ってしまったのか、今年は早めに散り始めているのかどちらでしょうか。

それでは、本堂にお参りをしましょう。

本堂から振り返って境内を眺めます。

散ったイチョウ

散ったイチョウ

ここから見ると、地面にたくさんの葉が散っているのがわかります。

それでも、イチョウの枝先には、まだたくさんの葉が残り、美しい黄葉を見せてくれました。

イチョウと灯籠

イチョウと灯籠

全ての葉が黄色になれば、日差しを受けると金色に輝いて見えますよ。

日が傾き始める午後の方が、よりきれいに見えますね。

本堂から東に目をやります。

本堂から見るイチョウ

本堂から見るイチョウ

日陰になっている枝の葉は、黄葉するのが遅く、まだ黄緑色が目立つ状態でした。

本堂の西側に建つ鐘楼近くのイチョウは、黄色と黄緑色が半々ですね。

鐘楼とイチョウ

鐘楼とイチョウ

私が頂妙寺に来た時には、青空が見えていたのですが、再び曇りはじめ小雨が降り出しました。

境内は薄暗くなり、イチョウの葉も輝きを失ってきました。

イチョウと仁王門

イチョウと仁王門

それでも、北向きに本堂を背景にイチョウを見上げれば、黄色の美しい葉を見られましたよ。

黄葉したイチョウと本堂

黄葉したイチョウと本堂

雨が強くなってきたので、仁王門で雨宿りすることに。

この日は、最高気温が13度と低く、雨宿りをしている間も寒かったです。

頂妙寺には、クロネコが数匹いるのですが、この日は見かけませんでした。

どこかで雨宿りしているのでしょうね。

10分ほど雨宿りをしていると、空が明るくなってきました。

そろそろ頂妙寺から出ましょう。

頂妙寺のイチョウは、11月中旬に黄葉が見ごろを迎えていました。

本格的な見ごろは、11月16日以降になりそうです。

ただ、散っている葉が多かったので、全身が黄色になっている頃は、イチョウにボリュームがなくなっているかもしれません。

この後は、岡崎公園に紅葉を見に行きます。

なお、頂妙寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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