南禅寺のハスと夏の風景・2023年

7月31日に粟田神社に参拝した後、京都市左京区の南禅寺にも参拝しました。

南禅寺は、京都五山の別格とされる臨済宗のお寺で、国内外の旅行者や観光客に人気があります。

でも、夏は訪れる人が少なく、落ち着いて境内を歩くことができます。

また、夏の南禅寺では、ハスも咲くので見ておきたいですね。

駐車場付近で咲くハス

南禅寺には、地下鉄の蹴上駅から北東に約6分歩くと到着します。

南禅寺の中門に続く参道は、ガラガラで、とても開放的です。

参道

参道

秋の紅葉の時期は、ここから人が多いのですが、夏は閑散としています。

中門の前の駐車場近くに池があり、そこにたくさんのハスが植えられています。

いつの間にか、池の周囲に生け垣ができており、参道からハスが見えにくくなっていました。

池は、以前から見えにくい場所にあるのですが、生け垣ができたことで、さらに気づきにくくなっています。

そのため、池に近づく人はほとんどいませんでした。

池は、ハスの葉で覆われ、水面が全く見えなくなっています。

ハスの葉

ハスの葉

開いたハスの花。

開いたハス

開いたハス

私が南禅寺を訪れたのは、正午すぎだったので、花が閉じているのではないかと思ったのですが、開いた花をいくつか見ることができました。

でも、全体的には閉じている花が多かったです。

閉じたハス

閉じたハス

ハスを見るなら、午前中に訪れるべきですね。

夏らしい境内

中門をくぐります。

そして、少し北に歩き、三門を正面から眺めます。

三門

三門

春や秋は、ここから無人の写真を撮影するのは難しいのですが、夏は、いくらでも撮り放題です。

木々の緑と空が、夏真っ盛りといった感じであります。

三門の後ろのコケとカエデ。

カエデとコケ

カエデとコケ

コケは、暑さに負けず、しっとりとしていました。

京都は猛暑が続きますが、潤いのあるコケを見ると、少しばかり涼しく感じられます。

三門から東に歩き、法堂(はっとう)の前にやって来ました。

法堂

法堂

それでは、法堂にお参りをしましょう。

天井に描かれた龍も見ておきました。

法堂から見る境内。

境内と夏空

境内と夏空

この日は、雲が多かったのですが、私が南禅寺にいる時間帯は、青空が見られました。

空には、立体感のある雲が浮かび、その下には、緑がいっぱいの山が見えます。

まさに夏の風景ですね。

庫裡(くり)の近くのカエデは、まだ黄緑色の葉が多く、新緑に近い状態を保っていました。

庫裡とカエデ

庫裡とカエデ

この辺りは、溝があり、耳には水が流れる涼し気な音が入って来ます。

境内の南側に建つ水路閣。

水路閣とカエデ

水路閣とカエデ

ここも、旅行者や観光客の方に人気がありますが、この日はほとんど人がいませんでした。

水路閣の辺りは、日陰が多く、少しだけひんやりとしていましたよ。

夏の南禅寺は、人が少なく落ち着いてお参りできました。

夏は、午後からの参拝は非常に暑いので、午前中に訪れた方が良いですね。

この後は、最勝院にキキョウを見に行きます。

なお、南禅寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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