7月上旬に東福寺に参拝した後、東に約20分歩き京都市南区の東寺に参拝しました。
東寺は、五重塔が有名な世界遺産に登録されているお寺です。
電車から東寺の五重塔が見えると、京都に来たなと実感する方も多いでしょうね。
その東寺では、毎年7月になると堀でたくさんのハスが咲きます。
御影堂にお参り
東寺の最寄り駅は、近鉄電車の東寺駅です。
駅からは、西に3分ほど歩くと当時の五重塔が見えてきます。
この日は、快晴で青空の下で見る五重塔が美しかったです。
でも、気温は非常に高く、そろそろ梅雨が終わりそうな気配を感じます。
横断歩道を渡り、南大門の前にやって来ました。
南大門をくぐった先に見えるのは、金堂です。
金堂も、青空の下、木々の緑に囲まれて美しい姿を見せてくれました。
境内の西側を北に向かって歩いていきます。
途中、東寺の事務所も覗いていきました。
これ以上先には、一般の参拝者は入ることができません。
事務所からさらに北に歩いていくと、御影堂(みえいどう)が建っています。
御影堂の中には、真言宗を開いた弘法大師空海の像が祀られています。
そのため、御影堂は大師堂とも呼ばれています。
また、裏側には、秘仏の不動明王も祀られています。
それでは、御影堂にお参りをしましょう。
堂内には、イスが用意されているので、中に入ればイスに腰かけながらお参りできますよ。
堀を埋め尽くすハス
御影堂にお参りを済ませた後は、境内の北側にある堀に向かいます。
堀は、ハスの緑色の葉で覆われ、水面が見えなくなっていました。
ハス越しに見る五重塔は、この時期の東寺ならではの景色ですね。
参拝者にとても人気があり、写真撮影をしていく人が多いです。
ハスは、見ごろを迎えているようで、堀の中では、ピンク色の花がいくつも咲いていました。
私が東寺を訪れたのは、正午過ぎでした。
ハスは、午前中に花びらが開き、午後になると花びらが閉じるので、できることなら午前中の早い時間帯に見たいですね。
堀では、ハスの花が少ししか咲いていないところもあれば、密集してたくさん咲いているところもあります。
この日は、堀の奥の方で多くの花が咲いていました。
もっと近くでハスがたくさん咲いているのを見たかったですが、こればかりは、自分の意思ではどうしようもないので、仕方ないですね。
それでも、これだけ多くの花が咲いていたので、東寺にお参りに来て良かったです。
堀の中では、アオサギもいました。
何か獲物を見つけたのでしょうか。
ゆっくり、忍び足で堀の中を歩いていましたよ。
東寺のハスは、7月上旬できれいに咲いていました。
まだこれから、もっと多くのハスが咲きそうです。
京都の夏は暑いですが、観光で訪れた際は、ぜひ、東寺のハスを見に行ってください。
8月上旬までは咲いていると思います。
この後は、西本願寺に参拝します。
なお、東寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。