5月上旬に京都市東山区の同聚院に白バラのユキサンを見に行った後、東に約3分歩き、勝林寺に参拝しました。
勝林寺も同聚院と同じく東福寺の塔頭（たっちゅう）です。
境内には、多くのカエデが植えられており、今の時期は新緑がきれいです。
盛りだくさんの花手水
勝林寺には、JRまたは京阪電車の東福寺駅から東に約6分歩くと到着します。
境内の南側にある石段の両脇には、いつもながら毘沙門天と書かれた青色ののぼりがたくさん並んでいました。
毘沙門天ののぼり
勝林寺に祀られている毘沙門天は、東福寺一山の鎮守として崇められています。
石段を上りきると門があり、右に勝林寺、左に毘沙門堂と記されています。
参道
門の先の参道が、青葉に囲まれ初夏らしい爽やかさを感じます。
参道を北に歩いていくと、右手に手水舎があります。
その手水鉢には、花がこぼれそうになるほどたくさん供えられていましたよ。
花手水
勝林寺では、この花手水が人気で、参拝に訪れた方は必ず写真撮影をしていきますね。
白く大きなユリの花がきれいであります。
ユリ
新緑で埋め尽くされた境内
境内は、カエデの新緑で埋め尽くされていました。
境内の新緑
勝林寺は、それほど広くないのですが、カエデがたくさん植えられています。
足元の大きな石の上には、ナマズがいますよ。
ナマズ
参道に置かれた水盤は、周囲の青葉を映し出し緑色になっていました。
水盤と新緑
青空を背景に本堂の屋根と一緒に見る新緑も美しいですね。
屋根と新緑
それでは本堂にお参りをしましょう。
本堂の中では、休憩している参拝者の方がいました。
勝林寺は、趣向を凝らした御朱印も人気があり、それを授かりにお参りに来る方も多いです。
街中にひっそりと建つお寺は、普段、参拝者がほとんどいないものですが、勝林寺は、いつ訪れても参拝者の姿を見ます。
地元の方たちにも愛されているのでしょうね。
日差しを浴びたカエデの若葉が、鮮やかな黄緑色に輝いていました。
石畳と新緑
本堂の前の新緑もきれいで、カエデの葉に透明感がありましたよ。
本堂前の新緑
そろそろ勝林寺から出ることに。
短時間のお参りでしたが、花手水と新緑を見られ清々しい気分になれました。
この後は、今熊野観音寺に新緑を見に行きます。
なお、勝林寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。