日向大神宮で見ごろを迎えた八重紅枝垂れ桜とミツバツツジ・2023年

3月末に京都市左京区の最勝院に桜を見に行った後、琵琶湖疏水の流れに逆らうように南に歩き、山科区の日向大神宮(ひむかいだいじんぐう)に参拝しました。

日向大神宮は、秋の紅葉がきれいな神社で、知る人ぞ知る紅葉の名所です。

私も、何度か日向大神宮に紅葉を見に行ったことがありますが、桜の季節に参拝するのは今回が初めてです。

日向大神宮の入り口付近には、枝垂れ桜が植えられていますが、春になるとすっかり忘れて見に行っていなかったんですよね。

でも、今年の春は、日向大神宮の枝垂れ桜のことを思い出すことができました。

見ごろの八重紅枝垂れ桜

日向大神宮には、地下鉄の蹴上駅から東に徒歩約10分で到着します。

駅から少し南に歩くと、左手に石造りの鳥居が現れるので、ここから東の山に向かって歩いていきます。

どんどん山の中に入っていくので、不安になって来ますが、そのまま進んでいけば、日向大神宮の駐車場に到着します。

駐車場からは、北に向かって石段があり、上りきると日向大神宮の境内に入れます。

その石段下に枝垂れ桜が植えられています。

枝垂れ桜は、紅色のきれいな花をたくさん咲かせ見ごろを迎えていました。

入り口の八重紅枝垂れ桜

入り口の八重紅枝垂れ桜

どうやら、八重紅枝垂れ桜のようであります。

枝先まで、紅色の花がびっしりと咲いていますね。

八重紅枝垂れ桜の枝先

八重紅枝垂れ桜の枝先

京都の八重紅枝垂れ桜は、例年だと4月10日ころに見ごろになるのですが、今年は3月末ですでに見ごろとなっているところが多いです。

八重紅枝垂れ桜は、見ごろを迎えてからは、日が経つごとに花の色が徐々に白くなっていきます。

日向大神宮の八重紅枝垂れ桜は、まだ紅色が濃かったことから、見ごろに入って間もないようです。

ミツバツツジも満開

石段を上り、木造りの神明鳥居をくぐって境内に入ります。

社務所の裏では、ミツバツツジが赤紫色の花をたくさん咲かせていました。

社務所の裏のミツバツツジ

社務所の裏のミツバツツジ

今まで、この時期に日向大神宮に来たことがなかったので、ミツバツツジを見られることに気づきませんでした。

ミツバツツジは、毎年4月上旬以降に見ごろになりますが、今年は桜と同じく開花が早まっているようです。

外宮の屋根の向こうに満開の桜が見えます。

外宮と桜

外宮と桜

それでは、外宮にお参りをしましょう。

ミツバツツジと桜を一緒に見上げます。

ミツバツツジと桜

ミツバツツジと桜

この日は、晴天だったこともあり、どちらも花の美しさが際立っていましたよ。

外宮の後ろの石段を上り内宮の前にやって来ました。

内宮と桜

内宮と桜

内宮にもお参りをしましょう。

内宮から、さらに山を少し上ると天の岩戸があります。

天の岩戸に行く途中の東屋付近でも、ミツバツツジがたくさんの花を咲かせています。

東屋付近のミツバツツジ

東屋付近のミツバツツジ

桜もきれいですが、ミツバツツジもきれいであります。

見下ろす満開のミツバツツジ。

満開のミツバツツジ

満開のミツバツツジ

日向大神宮には、入り口の八重紅枝垂れ桜だけを見に来る予定でしたが、まさかこんなにたくさんのミツバツツジを見られるとは思いませんでした。

嬉しい誤算ですね。

境内では、椿も赤色の大きな花を咲かせています。

椿

椿

再び、八重紅枝垂れ桜の近くに戻って来ました。

八重紅枝垂れ桜を見上げると、ミツバツツジも目に入って来ましたよ。

ミツバツツジと八重紅枝垂れ桜

ミツバツツジと八重紅枝垂れ桜

日向大神宮は、普段から人が少ない神社ですが、この日も、境内には数えられるほどの参拝者しかいませんでした。

参拝者が少なく、山に囲まれていることもあり、静かに八重紅枝垂れ桜とミツバツツジが咲く景色を楽しむことができました。

八重紅枝垂れ桜は4月5日頃まで見ごろを保っていると思います。

ミツバツツジは、4月中旬でもきれいに咲いているでしょう。

この後は、インクラインに桜を見に行きます。

なお、日向大神宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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