建仁寺の放生池で咲くハス・2021年

7月中旬。

京都市東山区の建仁寺に参拝しました。

繁華街の祇園から近い建仁寺では、毎年、夏になるとハスの花が咲きます。

比較的多くのハスがあるのですが、見に来る人は少なく、静かに観賞できます。

曇り空の下で咲くハス

建仁寺には、京阪電車の祇園四条駅から南東に約5分歩くと到着します。

北西にある参道から境内に入り南に進むと、法堂(はっとう)が見えてきました。

境内

境内

緊急事態宣言が出ているときは、法堂の拝観ができなくなっていましたが、今は以前と同じように拝観ができます。

俵屋宗達の風神雷神図屏風なども見られるので、初めて建仁寺に参拝した時は、法堂も拝観するのがおすすめです。

法堂の南には、三門が建っています。

三門

三門

この日は、まだ梅雨が明けるかどうかといった時期だったため、曇り空でした。

三門の南側に放生池があります。

この放生池にハスが植わっていますよ。

放生池のハス

放生池のハス

上の写真で見ると、池全体にたくさんのハスがあるように見えます。

でも、実際の放生池は下の写真のような感じで、中央部にハスが植えられているだけです。

放生池

放生池

それでも、割とハスは多いですよ。

赤色の花を咲かせたハス。

赤色のハス

赤色のハス

もう少し花びらが開いていると、もっときれいに見えたでしょうね。

こちらは白色のハス。

白色のハス

白色のハス

奥の緑色のコケを背景に見ると、その白さがより際立ちます。

白色のハスと赤色のハスを一緒に眺めます。

赤色と白色のハス

赤色と白色のハス

建仁寺のハスは、間近で見ることができないのが難点ではあります。

でも、人が近づけないからこそ、ハス全体をじっくりと眺められるとも言えます。

境内の南西にある建仁寺の塔頭(たっちゅう)の禅居庵では、コケの上に青色のキキョウの花が咲いていました。

禅居庵のキキョウ

禅居庵のキキョウ

若干、横に倒れているような感じでしたが、花数がたくさんあり、華やかでしたよ。

キキョウは秋の花ですが、京都市内では夏に見ることが多いですね。

建仁寺境内の南東に祀られている楽大明神にお参りをしましょう。

楽大明神

楽大明神

私が建仁寺を訪れた日は、境内にちらほらと人の姿が見られました。

京都に少しずつ観光客が戻ってきているようですね。

帰りは、境内の北東角にある北門から外に出ます。

北門と建仁寺垣

北門と建仁寺垣

北門近くの建仁寺垣も、京都の風情を感じさせてくれますね。

建仁寺のハスは、7月中はきれいに咲いていそうです。

8月初旬でも咲いていそうですが、できるだけ早くに見に行った方が良いでしょう。

この後は、安井金比羅宮に参拝します。

なお、建仁寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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