2021年の京都は、梅の開花が早く、場所によっては1月中に見ごろを迎えたところもありました。
そして、開花が早かった分、見ごろを終えるのも早かったですね。
例年3月中旬だと、まだ梅がきれいに咲いているところが多いのですが、今年はそろそろ梅が終わりを迎えようとしています。
私も、今年の観梅は終わりになりそうです。
ということで、今回の記事では、今年見に行った梅を振り返ります。
2月22日
今年最初の観梅は2月22日でした。
梅の開花が早かったので、もっと早めに見に行くべきだったのですが、出遅れてしまいました。
瑞泉寺
京都市中京区の瑞泉寺では、まだ梅が咲き始めたばかりの状況でした。
瑞泉寺の梅は毎年遅めに咲き、3月に入ってから見ごろを迎えます。
さすがに梅の開花が早まっているとはいえ、2月22日に訪れるのは早すぎたましたね。
椿は、きれいに咲いていました。
下御霊神社
同じく中京区の下御霊神社では、白梅が満開になっていました。
この白梅は、元日にすでに咲き始めていました。
2月22日まで咲き続けているとは、長持ちですね。
本殿脇の遅咲きの紅梅も開花していました。
紅梅は、毎年3月中旬に見ごろを迎えるのですが、今年は2月末に見ごろを迎えたかもしれません。
京都御苑
上京区の京都御苑では、梅林で早咲きの梅が見ごろを迎えていました。
特にきれいだったのが、皇宮警察の前に植えられている紅梅でしたね。
青空を背景に濃い紅色の花が美しく咲いていました。
遅咲きの梅はまだ開花していませんでした。
京都御苑の梅林は、例年と開花時期があまり変わっていなかったように思います。
菅原院天満宮神社
京都御苑の西隣に建つ菅原院天満宮神社では、源平咲きの梅が開花していました。
菅原院天満宮神社も、例年より梅の開花が早かったです。
源平咲きの梅は、毎年3月に入ってから見ごろとなるのですが、今年は、すでに2月22日の時点で見ごろに近い状況となっていました。
白梅はほぼ見ごろ、紅梅は咲き始めでしたね。
3月4日
3月4日は東山を中心に梅を見に行きました。
法住寺
法住寺では、枝垂れ梅は散り始めていましたが、遅咲きの梅が満開になっていました。
この遅咲きの梅は、例年より10日ほど開花が早かったのではないでしょうか。
これまで早くに見に来すぎて、ほとんど咲いていないことが多かったのですが、今年はちょうど良い時期に法住寺を訪れることができました。
白色の花に混ざって赤色の花が咲いているのが特徴的です。
境内では、椿や早咲きの桜も咲いていましたね。
智積院
智積院(ちしゃくいん)では、早咲きの梅はほとんど散っていましたが、遅咲きの梅が見ごろを迎えていました。
特にきれいだったのが、金堂裏にある梅林の梅でした。
メジロもたくさんやってきており、早春の風景を楽しむことができましたよ。
空も晴れており、観梅に良い天気でした。
今年見に行った梅の中では、智積院が最もきれいでしたね。
梅小路公園
3月4日には、下京区の梅小路公園にも梅を見に行きました。
梅小路公園に到着した時には、空が曇っていて全体的に薄暗い写真となってしまいました。
梅小路公園の梅林では、早咲きの梅が終わり、遅咲きの梅が咲いていました。
遅咲きの梅も、例年より開花が早かったようで、散り始めていましたね。
2月中に訪れていれば、もっときれいな梅を見ることができたと思います。
以上が2021年に見に行った梅の名所です。
今年は、2日しか梅を見に行かなかったので、訪れたところが例年よりも少なかったですね。
まだ大丈夫だろうと思って梅を見に行くのを遅らせていたら、あっという間に終盤に入っていた感じです。
来年は、今年よりも多くの梅を見に行きたいです。