8月上旬に京都市上京区の京都御苑を散策した後、西隣に建つ護王神社に参拝しました。
護王神社は、平安遷都に貢献した和気清麻呂を祀る神社で、足腰の健康にご利益があると伝えられています。
これからも元気に京都を歩いて観光できるよう、夏の暑い日ではありましたが、お参りしていくことにしました。
手水鉢の中のホオズキ
護王神社の最寄り駅は、地下鉄の丸太町駅です。
駅からは、烏丸通を北に5ほど歩くと、護王神社の鳥居の前に到着します。
鳥居の先の表門には、大きな足腰御守が吊るされています。
この下を歩くだけで、足腰が元気になりそうな気がしますね。
境内の中央に建つのは拝殿です。
まずは、霊猪手水舎に行って手を清めましょう。
手水鉢の端には、逆立ちしたイノシシがいます。
人が近づくと、そのイノシシの口から水が流れ出し、竹を伝って四方に落ちるようになっています。
手水鉢の中には、オレンジ色のホオズキがたくさん浮かんでいましたよ。
京都の神社やお寺では、このような花手水をよく見かけるようになりましたね。
拝殿にも、豪華な活花が展示されていましたよ。
それでは、拝殿の奥に建つ本殿にお参りをしましょう。
足腰が元気でいられるようにお願いします。
境内のイノシシ
本殿にお参りを済ませたので、境内を歩きます。
護王神社の祭神である和気清麻呂は、イノシシに助けられたと伝えられていることから、境内にはイノシシがいっぱいいます。
境内の南西にあるのは、飛翔親子猪です。
木の表面にイノシシが彫られており、とても迫力があります。
こちらは、ネコのように丸まったイノシシ。
何ともかわいらしい姿をして寝ているじゃないですか。
かわいらしいと言えば、ミニイノシシの大群。
水色、白色、茶色、黄色、桃色と、様々な色のイノシシが整列しています。
東山の禅居庵にもミニイノシシの大群がいますが、イノシシと関係がある神社やお寺では、ミニイノシシが定番になってきているのでしょうか。
境内には、イノシシのはく製も展示されていますし、屋根の上にもひっそりとイノシシがいたりします。
護王神社に参拝した時には、イノシシ探しも楽しみのひとつですね。
本殿にお参りを済ませたので、そろそろ護王神社から出ましょう。
境内には、何人か参拝者がいましたが、さすがに夏の暑い日だったので、人が少なかったです。
まだまだ暑い日が続きますが、護王神社に参拝したので、足腰は夏バテしないことでしょう。
この後は、相国寺にハスを見に行きます。
なお、護王神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。