夏の京都御苑を散策・2020年

8月上旬。

京都市中京区の下御霊神社のサルスベリを見た後、近くの京都御苑を散策しました。

下御霊神社と京都御苑の間にある丸太町通は、上京区と中京区の区切りとなっており、丸太町通の北側が上京区になります。

京都御苑は丸太町通の北にあるので上京区、下御霊神社は丸太町通の南にあるので中京区ですね。

緑豊かな京都御苑

京都御苑の最寄り駅は、地下鉄の丸太町駅、もしくは今出川駅です。

どちらの駅からも、すぐに京都御苑に到着します。

寺町通と丸太町通の交差点にやって来ると、京都御苑の南東の石垣の上で、サルスベリが赤色の花をたくさん咲かせていました。

サルスベリと石垣

サルスベリと石垣

京都御苑内には、サルスベリが多く植えられているので、夏に訪れた時は見ておきたいですね。

南側から京都御苑に入ります。

京都御苑

京都御苑

京都御苑内は、大きな建物が少ないので、夏は全体的に日差しが強く感じます。

でも、風がよく吹き抜けるので、京都市中心部では涼しいスポットと言えます。

しかし、日差しの下を歩くと暑いので、木陰の下を歩きます。

こちらは堺町休憩所です。

休憩所

休憩所

堺町休憩所には、トイレや飲料水の自動販売機があります。

ベンチもあるので、夏は、冷たい飲み物を飲みながらベンチで休憩すると良いでしょう。

ただ、ベンチは石でできていて硬いので、クッションやタオルを下に敷かないと、お尻が痛くなりますね。

わたしも、堺町休憩所で一息つくことに。

中には、5人ほど人がいましたが、これくらいの人数だと混雑しません。

休憩所の中は、風が吹き抜けるようになっているので心地良いですね。

御苑内の南西にやってきました。

ここには九条池があり、そのほとりに拾翠亭が建っています。

拾翠亭

拾翠亭

拾翠亭の前のサルスベリは、まだあまり花が咲いていませんでした。

拾翠亭は、木、金、土に一般公開されます。

拝観料は100円と格安ですから、夏は、サルスベリを見に拾翠亭を訪れるのも良いですね。

拾翠亭の少し西にもサルスベリが植えられています。

サルスベリ

サルスベリ

こちらも、まだ花数が少な目でした。

京都御苑のサルスベリの見ごろは、8月中旬ですかね。

こちらは、拾翠亭の西にある閑院宮邸跡です。

閑院宮邸跡

閑院宮邸跡

中では、京都御苑の歴史を学んだり、様々な資料を見ることができます。

拝観は無料ですよ。

夏の閑院宮邸跡は、緑がきれいですね。

ムクゲの花も仲良く並んで咲いていました。

ムクゲ

ムクゲ

閑院宮邸跡を出て北に歩きます。

そして、出水の小川にやってきました。

出水の小川

出水の小川

さらさらと流れる小川は涼しげです。

子供たちも楽しそうに遊んでいましたよ。

まだまだ京都御苑内は見るものが多いのですが、西側の蛤御門(はまぐりごもん)から外に出ることにしました。

蛤御門

蛤御門

蛤御門には、今も、元治元年(1864年)7月の禁門の変の時に撃ち込まれた鉄砲の弾の痕が残っています。

弾痕

弾痕

夏の京都御苑は、緑がいっぱいです。

暑さはありますが、木陰を歩くようにすれば、汗をかきにくいです。

夏に京都に旅行や観光で訪れた際は、京都御苑にも立ち寄ってはいかがでしょうか。

なお、京都御所の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

宿泊