7月下旬に京都市左京区の南禅寺にハスを見に行きました。
ハスを見終えた後は、中門をくぐって境内に入ります。
深い緑に包まれた境内
中門の前の駐車場は、観光シーズンだとバスが停車しているのですが、6月から8月までは、南禅寺に観光で訪れる人が少ないので空いています。
参道を歩く人の姿もまばらです。
中門をくぐって境内に入り、三門に向かいます。
三門前の参道も人が少ないですね。
紅葉の時期は、たくさんの観光客でにぎわっているのですが、7月は閑散としています。
三門の上に登っている人も少ないようです。
石段を上り三門の前へ。
そして、三門をくぐると、奥にはカエデとコケの緑が目の中に飛び込んできます。
南禅寺の三門裏の緑は、梅雨の時期はしっとりとしていて、きれいなんですよね。
5月頃は、カエデの新緑が鮮やかな黄緑色ですが、コケの緑がいまいちです。
こんもりとした緑色のコケを見るなら、梅雨がおすすめです。
今年は、特に7月に入ってからの雨が多かったので、例年よりもコケがみずみずしく見えましたよ。
参道の奥に建つのは法堂(はっとう)。
それでは、法堂にお参りをしましょう。
天井の龍もしっかりと見ておきましたよ。
法堂の頭上に雲が多いものの青空が見えました。
梅雨明けが近そうに感じるのですが、天気予報を見ると、まだ雨の日が続くようです。
本坊前のカエデの緑も、深みが増して夏らしくなっていました。
そのカエデの足元で流れる水が爽やかであります。
もこもことしたコケも、味わい深いものがありますね。
境内の南に建つ水路閣にやってきました。
水路閣も、旅行者や観光客の方に人気があり、春や秋は人がいっぱいなのですが、今は人の姿がまばらです。
特に今年は、新型コロナウイルスの影響で、さらに人が少なくなっています。
境内の南側の参道を中門に向って歩きます。
カエデは、上の方の葉が赤く焼けています。
そろそろ本格的な夏が到来しそうですね。
それにしても、どこを見ても、人の姿が少ないです。
中門から外に出ると、歩道脇で赤色の花が咲いていました。
真っ赤な花は夏らしさを感じますね。
7月下旬の南禅寺は、境内全体が閑散としていました。
暑い時期ですが、落ち着いて参拝したい方は、今の時期に南禅寺を訪れると良いでしょう。
なお、南禅寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。