雪が残る龍泉菴の庭園・京の冬の旅2019年

1月下旬に京都市右京区の妙心寺に建つ龍泉菴(りょうせんあん)を訪れました。

龍泉菴では、1月10日から3月18日まで、京の冬の旅の非公開文化財特別公開が行われています。

普段は、非公開の龍泉菴ですから、このような機会がなければ建物の中に入ることはできません。

なお、2月28日と3月1日は拝観休止です。

枯山水庭園に残る雪

龍泉菴は、JR花園駅から北東に5分ほど歩き、妙心寺の南総門をくぐった右手にあります。

山門の前に到着。

山門

山門

いつもはくぐることができない山門から境内に入ります。

山門の先には、鐘楼と庫裡(くり)があります。

庫裡

庫裡

庫裡の玄関が建物への入り口となっています。

拝観受付は、玄関にあるので、ここで600円を納めて順路に従い建物内を拝観します。

龍泉菴は、東海派、霊雲派、聖澤(しょうたく)派とともに妙心寺四派に数えられる龍泉派の本庵です。

文明13年(1481年)に室町幕府の管領(かんれい)であった細川政元を開基として景川宗隆(けいせんそうりゅう)が創建したのが始まりです。

方丈の廊下を歩きます。

方丈の南側の庭園

方丈の南側の庭園

方丈は妙心寺山内最大規模とあって、とても大きいです。

そして、その南側に配された枯山水庭園も東西に長いですね。

私が訪れる2日前に京都では雪が降り、枯山水庭園には、その時の雪が残っていました。

雪と白砂と石

雪と白砂と石

雪は、それほどたくさんは降らなかったので、京都市内ではすぐに融けたところが多かったのですが、龍泉菴の雪は割としっかりと残っていました。

庭園の端に一直線に積もる雪。

一直線に残る雪

一直線に残る雪

庭園全体に降った雪を方丈の近くまで寄せたのか、それとも方丈の屋根から落ちた雪が庭園に残っているのか、どちらなのでしょうか。

庭園の白砂と雪は、まるで海岸に押し寄せた波が飛沫を上げているように見えます。

雪とコケ

雪とコケ

方丈の裏の中にやって来ました。

中庭

中庭

中庭にも雪が積もっています。

方丈の前庭よりも、雪がしっかり残っていますね。

雪の奥に見える方丈の部屋には、美しい襖絵があります。

雪と方丈

雪と方丈

雪と襖絵を一緒に見られる機会は、そうそうないでしょうから、じっくりと見ておきましたよ。

中庭の半分は緑色のコケ、半分は白色の雪。

中庭の雪

中庭の雪

全てが真っ白ではない不完全な感じが、日本独特の美を感じさせてくれます。

雪と灯籠。

雪と灯籠

雪と灯籠

灯籠にも雪が積もっていると、雪国のお寺のような景色になったでしょうね。

さすがに京都市内では、北の方に行かない限り、そのような雪景色を見ることは滅多にできません。

庭園を鑑賞した後は、龍泉菴の建物内を拝観します。

なお、龍泉菴の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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