御香宮神社で見ごろを迎えた桜・2017年

4月上旬に京都市伏見区の伏見桃山城に桜を見に行った後、御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)に参拝しました。

御香宮神社は、安産や子授けのご利益を授けてくれる社として知られています。

徳川家康は伏見滞在中に3人の男児に恵まれているので、御香宮神社のご利益を授かったのかもしれません。

さて、この時期の御香宮神社では、様々な種類の桜が咲き、境内が華やかになります。

紅白いろいろの桜が咲く境内

御香宮神社は、近鉄電車の桃山御陵前駅、京阪電車の伏見桃山駅が最寄り駅です。

どちらの駅からも東に坂道を3分ほど上がると、御香宮神社の表門前に到着します。

道路の真ん中に大きな朱色の鳥居が建っているので迷うことはないでしょう。

表門をくぐり参道に進みます。

石造りの鳥居の近くには、見ごろを迎えている桜があります。

鳥居

鳥居

桜の木に近づきます。

八重咲きの花がたくさん。

八重桜のアップ

八重桜のアップ

枝先までびっしりと花が咲いているので、遠くから見ても華やかさがあります。

同じ八重桜が、参道わきに数本植えられており、どれも見ごろとなっていました。

参道の桜

参道の桜

割拝殿の前にやってきました。

割拝殿

割拝殿

割拝殿の装飾も見事なので、参拝時にはしっかりと見ておきましょう。

割拝殿をくぐり本殿へ。

そしてお参りです。

私が参拝した時には、祈祷を受けている方がいらっしゃいましたよ。

御香宮神社の桜は、本殿脇が最も華やかです。

本殿脇には、ソメイヨシノもあれば、八重紅枝垂れ桜もあり、その他数種類の桜が植えられています。

真っ白な桜が見ごろに近づいています。

真っ白な桜とソメイヨシノ

真っ白な桜とソメイヨシノ

奥のソメイヨシノは満開ですが、少しずつ花を散らしていますね。

真っ白な桜に近づきます。

真っ白な桜のアップ

真っ白な桜のアップ

何という品種でしょうか。

有明のように思えますが、どうでしょうか。

こちらは紅色の花をたくさん咲かせた桜。

紅色の桜

紅色の桜

陽光桜かカンヒザクラのようです。

本殿脇の桜で、最も目立っていたのが八重紅枝垂れ桜です。

八重紅枝垂れ桜

八重紅枝垂れ桜

まだ満開には少し早い感じでしたが、ほぼ見ごろです。

八重紅枝垂れ桜が満開に向かうと、ソメイヨシノの終わりが近づきます。

散りゆくソメイヨシノ

散りゆくソメイヨシノ

時折、ソメイヨシノの下の方の枝の花が、ひらひらと舞います。

そして、その花弁は苔の上に降り積もっていきます。

コケに散る桜

コケに散る桜

この景色を見ると、桜も終わりかと寂しい気分になりますね。

でも、京都の桜は、これから八重紅枝垂れ桜が見ごろに入ります。

ソメイヨシノが散ると京都は人が一気に減りますから、むしろ、これからがじっくりと桜を楽しめる時期なのであります。

本殿脇の桜を十分に楽しんだので、参道を表門に向かって歩きます。

八重桜と表門

八重桜と表門

来るときに見た八重桜は、何度見ても見事な咲きっぷりです。

なお、御香宮神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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