石清水八幡宮の雪景色

1月中旬。

京都を大寒波が襲い、各地で大雪となりました。

京都市内では近年まれに見る積雪となり、多くの観光名所で雪景色を見れました。

金閣寺、清水寺、仁和寺など世界遺産に登録されているところは、きっと見事な雪景色だったでしょうね。

そういった雪景色を見れるのも冬の京都観光の魅力のひとつであります。

雪は京都市内だけではなく、その南に位置する八幡市でも降り、石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)で雪景色を見れました。

今回の記事では、石清水八幡宮の雪景色を紹介します。

神苑の雪景色

八幡市では、雪が降っても積もることは滅多にありません。

なので、八幡市で雪景色を見れるのは貴重なことなのです。

石清水八幡宮の最寄り駅は京阪電車の八幡市駅です。

駅からケーブルに乗車し男山の山上まで行くのが便利です。

特に雪の日は、参道を歩くよりもケーブルを利用した方が良いでしょう。

と言いながら、私は、表参道でも裏参道でもない道路から山上駐車場に向かいました。

駐車場近くに立つ石清水八幡宮と刻まれた石柱付近は、雪国かと思うような積雪。

入り口の石柱

入り口の石柱

さすがに道路までは雪が積もっていなかったので、歩いて石清水八幡宮に来ることができました。

山上駐車場近くの神苑には、たくさんの雪が積もっていました。

誰も足を踏み入れることのないエジソン記念碑の前には、真っ白な雪。

雪が積もるエジソン記念碑

雪が積もるエジソン記念碑

神苑全体も雪が降り積もり、サツキの植え込みも上の部分が真っ白になっていましたよ。

神苑の雪景色

神苑の雪景色

神苑にある茶室鳩峯庵の敷地も雪で真っ白。

茶室付近の雪景色

茶室付近の雪景色

参道の雪景色

神苑から参道へ。

三ノ鳥居近くにある神馬舎にも雪が積もっています。

神馬舎付近の雪景色

神馬舎付近の雪景色

葉のない木の枝には、雪の花が咲いていました。

参道脇の灯籠の頭にも、雪が積もっています。

灯籠に降り積もる雪

灯籠に降り積もる雪

この姿を見ていると、なぜか笠地蔵を思い出します。

参道を進み、南総門近くにやってきました。

参道

参道

手水舎と供御所の屋根には雪が積もっていましたが、南総門の屋根の雪は半分ほど解けていました。

境内の雪景色

南総門をくぐり、本殿が建つ境内へ。

境内

境内

本殿の前に建つ楼門の屋根の上にも雪が積もっていましたが、こちらも南総門と同じく半分ほどが解けていました。

楼門の屋根に積もる雪

楼門の屋根に積もる雪

もう少し早く来た方が良かったですかね。

私が参拝したのは午後1時過ぎ。

午前中なら雪が屋根に積もっていたかもしれません。

でも、午前中は雪が強く降っていたので、安全を考えて午後からの参拝にしました。

それでは本殿にお参りです。

本殿の周囲にある信長塀の上にも雪が積もっています。

信長塀に積もる雪

信長塀に積もる雪

ちなみに信長塀は、その名のとおり織田信長が寄進したものです。

本殿の裏側には摂社や末社が建っており、それらの屋根にも雪が積もっていました。

その中でも、女性の守護神である若宮殿社の屋根が真っ白に雪化粧してきれいでしたよ。

若宮殿社の屋根に積もる雪

若宮殿社の屋根に積もる雪

来るときにくぐった南総門の北側の屋根には、多くの雪が残っていました。

南総門の屋根に積もる雪

南総門の屋根に積もる雪

やはり、日が当たらない部分の雪は解けるのに時間がかかるようです。

お守り授与所の屋根も真っ白であります。

お守り授与所に積もる雪

お守り授与所に積もる雪

私が参拝した日は、厄除大祭の期間だったので、雪なのに参拝者が多めでしたよ。

本殿にお参りを済ませた後は展望台へ。

ここからは京都市内を望めます。

展望台から見ると、京都市内が吹雪いているのがわかります。

吹雪く京都市内

吹雪く京都市内

比叡山の辺りは、真っ白な霧のような雲のようなものに覆われていて、よく見えません。

かなり吹雪いていそうです。

再び神苑に戻ってきました。

茶室の鳩峯庵を門の外から眺めます。

鳩峯庵

鳩峯庵

ひらひらと舞う雪と一緒に見る茶室には情緒がありますね。

次回、石清水八幡宮で雪景色を見れるのはいつになるでしょうか。

今年中に見れるかもしれませんし、10年以上見れないかもしれません。

気長に雪が降るのを待ちましょう。

なお、石清水八幡宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。