11月10日。
京都市東山区の智積院(ちしゃくいん)に参拝してきました。
智積院は、広い境内にたくさんのカエデが植えられており、秋になると見事な紅葉を見れます。
でも、世界遺産に登録されている寺社と比較すると、知名度が高くないので、紅葉の見ごろ時期でもあまり混雑しません。
見ごろが近づく紅葉
智積院は、京阪電車の七条駅から七条通を東に7分ほど歩いた辺りに建っています。
七条通と東大路通がぶつかる場所に総門が建っていますが、普段はそこからは入れません。
参拝者の入り口は、総門から少し南に歩いたところにあります。
すでに入り口付近のカエデの葉が、真っ赤に染まっていました。
例年よりも、紅葉の進みが早いですね。
参道を歩いて境内へ。
途中、庭園の拝観受付付近に目をやると、こちらも良い具合に紅葉が進んでいました。
緑色の松の葉が混ざった風景が、日本の秋らしいですね。
参道脇のカエデは、上の方が真っ赤に色づいていましたが、下の方はまだ緑色が多い状態。
それでも、見ごろに近い状態と言えるでしょう。
緑色と赤色が混ざった紅葉も、真っ赤なモミジと違った味わいがあります。
それでは、金堂の中に入ってお参りをしましょう。
金堂の階段から見た参道。
ここから見ると、まだモミジの赤色に鮮やかさがないですね。
カエデに近づくと、まだまだ赤色が少ないのがよくわかります。
真っ赤なモミジになるまでは、遠くから眺めた方がきれいですね。
明王殿の正面のカエデは、日当たりが良いためか、紅葉の進みが早め。
参道の入り口のカエデよりかは青葉が残っていますが、この辺りの紅葉は見ごろに入っています。
あと1週間ほど経つと、大部分が真っ赤になっていることでしょう。
鐘楼付近の苔の上に黄色のツワブキの花が咲いていました。
この日は、晴れたり曇ったりと天気が安定せず、曇った時は境内が薄暗くなっていました。
でも、この黄色のツワブキは、曇り空の下でも光っているかのような鮮やかさがありましたよ。
鐘楼と紅葉。
鐘楼の周囲にも多くのカエデが植えられており、地面には苔が敷かれています。
真っ赤なモミジと緑色の苔を同時に見る景色も味わい深いですよ。
金堂の正面には、2本の背の高いイチョウの木が植えられています。
まだ黄緑色の葉が残っていますが、全体的に黄色くなっています。
時折、境内に差し込む太陽光が、イチョウを光り輝かせていましたよ。
なお、智積院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。