8月初旬。
京都市上京区に建つ立本寺(りゅうほんじ)を訪れました。
立本寺は、春に本堂の前でたくさんの桜が咲くお寺です。
なので、参拝するなら春がおすすめなのですが、夏も本堂の前で多くのハスを見ることができるので、この時期に参拝するのもおすすめです。
終わりかけのハスとメダカ
立本寺は、市バス停「北野天満宮前」で下車して南東に5分ほど歩いた辺りに建っています。
参拝したのが夕方ということもあり、境内には全く人がいませんでした。
本堂の前にやってきました。
青葉をたくさんつけた桜の木の近くに多くの鉢が整然と並べられています。
鉢には、大きく育ったハスの葉がいっぱい。
葉に混ざって、ハスのつぼみがありました。
こちらは、少し開きかけたつぼみ。
そして、まずまず開いたハスの花。
さすがに8月に入ると、ハスも終盤になっていて、全体的に元気がないような感じです。
また、訪れたのが夕方だったこともあり、きれいに咲いている花はありませんでした。
やはり、ハスは午前中に見た方が良いですね。
それでも、これから開こうとしているハスのつぼみには、生命力のようなものを感じます。
翌朝にはきれいに花弁が開いていたかもしれませんね。
ハスの葉は、周囲が少しずつ萎れてきています。
黄色く変色した部分や焦げたような色になっている部分もあり、見ごろを終えようとしているのがわかります。
これから咲きそうなつぼみと終わったハス。
立本寺のハスの鉢には、メダカもいます。
小さくてわかりにくいですが、水面近くを泳いでいる時には姿が見えます。
こんな小さな鉢の中でも、生態系ができているんですね。
立本寺の南側には公園があったのですが、私が訪れた時は工事をしていました。
どうやら老人ホームが建つようです。
そのため、工事中は立本寺の山門をくぐれません。
この辺りは、梅と紅葉の名所の北野天満宮や桜の名所の平野神社も近いので、お年寄りの方が散歩するには良い場所ではないでしょうか。
以前の公園が無くなると地元の方には不便かもしれませんが、時代の流れなので仕方ないですね。
なお、立本寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。