京都市東山区の清水寺の中に建つ地主神社(じしゅじんじゃ)は、縁結びのご利益があることで知られています。
京都最古の縁結びの神社なので、訪れる人が多いですね。
地主神社には、恋占いの石という恋が成就するかどうかを占うことができる石があり、これが参拝者に人気なんですよね。
目を閉じて石から石へたどり着ければ恋が成就
地主神社は、清水寺の境内の中にあります。
なので、地主神社に参拝するには、清水寺の拝観受付で300円納める必要があります。
清水寺の境内に入っても、事前にガイドブックなどで、地主神社の場所を確認しておかなければ、素通りしてしまうおそれがあります。
おそらく、地主神社のことを知らない人は、気づかずに拝観を終えてしまうことでしょう。
地主神社は、清水の舞台の裏側に建っています。
入口付近には、多くの人がいるので、見落としそうにはないのですが、順路に沿って歩いていると、死角になる場所なので、注意してください。
石段を上がり鳥居をくぐると、縁結びの神さまの大国主命(おおくにぬしのみこと)と因幡の白うさぎの像があります。
この大国主命の像を過ぎると、下の写真に写っている恋占いの石が置かれています。
この恋占いの石は、境内の奥にも置かれています。
大きな赤色の文字で「えんむすび」と書かれたのぼりの近くですね。
この2つの恋占いの石は、地主神社の守護石です。
目を閉じて片方の石からもう片方の石に歩いてたどり着くことができれば、恋の願いが叶うと言われています。
1回目のチャレンジで成功すれば、早くに願いが叶うそうですが、何度もチャレンジして成功した場合は、願いが叶うのも遅いそうです。
また、友人などのアドバイスを受けて、反対側の石にたどり着けた場合は、恋の成就に人の助けが必要とのこと。
私が訪れた時には、修学旅行で訪れたと思われる女子中学生たちが、チャレンジしていましたよ。
ただ、恋占いを試そうと思っても、境内に人が多すぎるので、目を閉じて歩いていたら、他の参拝者にぶつかることでしょう。
なので、恋占いを試したくて参拝した多くの方が、断念していると思いますね。
恋占いを試したいのなら、人が少ない朝に参拝するのが良いでしょう。
ちなみに清水寺は朝早くから参拝が可能です。
あと、恋占いをするのに夢中になって本殿にお参りを忘れてしまっては、ご利益を授かれないかもしれません。
なので、本殿にもしっかりと参拝しておきましょう。
ちなみに京都には数多くの縁結びの神社があります。代表的なところを以下の過去記事にまとめていますので、興味がある方はご覧になってください。
なお、清水寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。