桃山天満宮の梅・2012年

京都市伏見区の御香宮神社の境内には、桃山天満宮があります。

祀られているのは、学問の神様の菅原道真です。

道真が祀られているということは梅が植えられているはず。

そう思い、3月中旬に桃山天満宮を訪れました。

御香宮神社の椿

御香宮神社は、近鉄電車の桃山御陵前駅から東に3分ほど歩いた場所にあります。

入口の表門は、伏見城の大手門だったとか。

御香宮神社の入口

御香宮神社の入口

その表門をくぐると、右と左にたくさんの花を付けた椿がありました。

たくさんの花を付けた椿

たくさんの花を付けた椿

ちょうど今が見ごろと言った感じです。

右の椿の隣には、アシビもありました。

太陽の光が反射して真っ白に写ってしまいました。

アシビ

アシビ

桃山天満宮にお参りする前に御香宮神社の境内を散策。

他にも椿がないかと探していると、大きなピンク色の八重の花を咲かせた椿を発見しました。

ピンク色の八重の椿

ピンク色の八重の椿

この木に咲いていた花は、3個だけとちょっと寂しい状況でしたが、どの花も汚れがなくきれいに咲いていました。

桃山天満宮の4本の梅

御香宮神社の椿を見た後は、桃山天満宮へ。

桃山天満宮は、表門をくぐって20メートルほど進んだ右側に建っています。

桃山天満宮

桃山天満宮

桃山天満宮は、室町時代に蔵光庵というお寺の僧が、境内に菅原道真を祀ったのが始まりです。

まずは、頭が良くなるように本殿にお参り。

桃山天満宮の梅は、本殿の左に建つ末社付近に3本と本殿の右に1本あります。

末社付近の梅は、白梅2本と紅梅1本です。

3本とも人の背と同じくらいの高さしかありません。

白梅は、1本が咲き始めで、もう1本が5分咲き程度の咲き具合。

日当たりの良い方が、たくさん咲いています。

末社近くの白梅

末社近くの白梅

そのたくさん咲いている方の白梅は、上の方の枝を見ると満開に近い状態でした。

上の方の枝に咲いた白い花

上の方の枝に咲いた白い花

白梅の奥にある紅梅は、3分咲きから5分咲きくらいの状況です。

紅梅

紅梅

まだ、つぼみがたくさん残っているので、これからもっと華やかになりそうです。

ピンク色の花

ピンク色の花

本殿の左の3本の梅を見た後は、反対側の梅の木へ。

こちらに植えられている梅は、枝垂れ梅です。

高さは、本殿の屋根くらいあります。

肝心の花の咲き具合ですが、まだ咲き始めたばかりの状態でした。

枝垂れ梅

枝垂れ梅

枝は、つぼみだらけ。

咲いている花が他の梅と比べて小さく見えましたが、こんなもんなんですかね。

以上が桃山天満宮の梅です。

他の梅の名所と比べると、開花が遅いようですね。

なお、桃山天満宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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