京都は、3月28日に桜の開花が発表されました。
とは言え、見頃になるのは、まだ先のようです。
今回の記事では、3月28日の西陣の桜の名所の状況をお伝えします。
結論から先に述べると、全体的につぼみだけといった感じです。
水火天満宮
西陣の北から南に向かって桜の状況をお伝えします。
まず最初は水火天満宮です。
境内には立派な枝垂れ桜が植えられています。
しかし、まだつぼみが赤く膨らんできたばかりで、遠目で紫色に変化しているのがわかる程度でした。
もう少しで咲きそうですね。
見頃は、4月3日以降になりそうです。
妙覚寺
水火天満宮から少し東に歩くと妙覚寺があります。
妙覚寺の門前の枝垂れ桜は、つぼみが赤く膨らんできたばかりですね。
見頃は4月3日以降になりそうです。
本法寺
水火天満宮の南に建つ本法寺は、境内の多宝塔付近に桜が植えられています。
まだつぼみが固い状態でした。
見頃は、4月5日以降になりそうです。
妙顕寺
本法寺から東に少し歩いた場所に建つ妙顕寺には、門前に枝垂れ桜が植えられています。
上の写真を見ていただければわかると思いますが、まったく花が咲きそうな気配がありません。
さすがにこの状態だと、いつ見頃になるのか予想できませんね。
おそらく西陣の他の桜よりも遅く見ごろを迎えるのではないでしょうか。
妙蓮寺
堀川通を挟んで、本法寺の西に建つ妙蓮寺には、秋に開花して4月8日に満開となる御会式桜(おえしきさくら)が植えられています。
1月に訪れた時よりもかなり花が咲いていましたが、まだ三分咲きから五分咲きといった感じですね。
それでも、近くに寄って枝を見るときれいに咲いた花がいくつかあったので、それなりに満足できました。
おそらく4月8日前後に訪れると御会式桜が見頃になっているでしょう。
白峯神宮
最後は、京都御苑から西に歩いた堀川今出川付近に建つ白峯神宮です。
こちらには、鳥居をくぐって右側に左近の桜が植えられています。
3月28日時点では、左近の桜は、まったく咲き出しそうな気配がありませんでした。
本当に花が咲くのかと疑問に思ってしまいますが、しっかりと咲きます。
見頃がいつになるのか予想するのが難しいですが、4月5日以降に訪れれば、花が咲いているでしょう。
以上が、3月28日現在の西陣の桜の状況です。
全体的に4月第1週の週末までに見頃を迎えそうな感じではないですね。