下京区一覧

車の交通量が多い西大路八条に建つ若一神社

京都市の西大路通は、車の交通量が多い道路です。 道路沿いの建物も近代的なものが多いため、西大路通を歩いていても、それほど京都らしさを感じません。 しかし、そんな西大路通でも、探してみれば京都らしさを感じる場所がいくつかあります。 八条通と交差する西大路八条に社殿を構える若一神社(にゃくいちじんじゃ)もそのひとつです。

藤袴と和の花展・2010年

9月18日から10月11日までの期間、京都市下京区の梅小路公園では、「藤袴と和の花展」が開催されています。 原種のフジバカマ200鉢と京都の希少植物など約160種の和の花が展示されるというもので、普段、目にする機会の少ない植物を観賞することができます。 ということで、私も藤袴と和の花展に行ってきましたので、その内容を紹介したいと思います。

他とは違う京都のお店の看板

京都市には、京都市市街地景観整備条例という条例があります。 条例の全文は下のページに記載されています。 京都市市街地景観整備条例 早い話が京都らしい景観を保とうということですね。 条例なんか特に興味がないという方もいらっしゃるでしょうが、そんな方でも、京都市内を散策していると上の条例と関係があるものをよく見かけるはずです。 その条例と関係があるものとは、お店の看板です。

幕末の動乱でも燃えなかった火除天満宮

四条河原町と四条烏丸の中間地点あたりに寺町通があります。 四条通から寺町通を北に向かうとアーケード街となっていて、京都のお土産屋さんなどで賑わっています。 この辺りには錦市場もありますね。 反対に寺町通を南に行くとコンビニやドラッグストアなどのお店が並んでいて、北のアーケード街とは異なり、どこにでもありそうな町の一角といった感じです。 特に観るものはなさそうに思うのですが、実はビルの一角にこの辺りを火災から守ってきたと言い伝えられている神社があるのです。

京都駅で帰りの電車を待つ間に気軽に訪れることができる3寺社

京都観光の拠点として京都駅周辺のホテルに宿泊される方は多いと思います。 宿泊されてまで旅行で京都に訪れるということは、東寺や西本願寺などの世界遺産や有名な寺社に拝観することが目的なのではないでしょうか。 ただ、有名な観光名所ばかりを訪れる予定を立てていた場合、移動時間がかかりすぎて、予定していた全部を拝観できないといったこともあるでしょう。 そして、中途半端に時間が余り、京都駅で帰りの電車を何をするでもなく待つしかないといったことになったりします。 そこで、今回の記事では、京都駅での中途半端な待ち時間を利用して気軽に訪れることができる3つの寺社を紹介したいと思います。 ...

宵山2010年

7月16日に宵山に参加してきたので、今回はその時の模様をレポートします。 ちなみにこの記事を書いているのは17日で、山鉾巡行はクライマックスに近付いています。

賀茂川と鴨川の違い

京都市内を流れている川と言えば、鴨川を連想される方が多いと思います。 鴨川は、「かもがわ」と読みますが、賀茂川と書いて「かもがわ」と読むこともあります。 有名なのは、鴨川と書く方ですが、ではなぜ賀茂川とも書くことがあるのでしょうか。

暑い夏でも涼しい気持ちにしてくれる梅小路公園

京都の中心部は、近代的な建物が多いのですが、お寺や神社の境内に入ってみると、視界からそのような建物が消えて、数百年前の時代にさかのぼったように感じたり、自然の中に入り込んだように感じることがよくあります。 京都駅から西に15分ほど歩いた辺りにある梅小路公園も、そのように感じる場所のひとつです。

本圀寺事件はもう1日思案すれば起こらなかった?

幕末の京都では、天誅と称したテロ行為が頻繁に起こっていました。 その多くが、尊王(天皇を敬うこと)や攘夷(じょうい=外国人を追い出すこと)を主張し、反対派を襲撃するというものでした。 このようなテロ行為の中で、大事件でありながら、歴史上はあまり知られていない事件が文久3年(1863年)8月17日に起こります。 その事件の名は、後に本圀寺事件とか因幡二十士事件と呼ばれるようになります。