中京区一覧

十六羅漢を覆う御幸桜・六角堂

京都市中京区の地下鉄烏丸御池駅から南に5分ほど歩くと頂法寺というお寺があります。 頂法寺は、本堂の屋根が六角形なので、六角堂とも呼ばれています。 この六角堂には、御幸桜(みゆきざくら)と呼ばれる早咲きの枝垂れ桜が植えられており、4月上旬には満開となります。

2011年春にオープンする京都市中心部のホテル

2011年春。 京都市中心部に新しく2つのホテルが開館する予定です。 ひとつは、河原町三条のベストウェスタンホテル京都で、もうひとつは、京都駅前のホテルリブマックス京都駅前です。 新しくホテルが開館することで、より多くの旅行者の方が京都に泊まりやすくなりますね。

松平春嶽の京都の拠点・福井藩邸跡

京都市中京区に京都国際ホテルというホテルが建っています。 その京都国際ホテルの敷地の南西の端には、福井藩邸跡の石碑があります。 福井藩と言えば、幕末に藩主となった松平慶永(まつだいらよしなが)が有名です。 ちなみに松平慶永は、松平春嶽(しゅんがく)の名でも知られています。

菅原道真を訪ねれば梅に出会える

「東風(こち)吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春を忘るな」 上の歌は、菅原道真が太宰府に左遷されたときに詠んだ歌で、彼の邸宅に植えていた梅の木が、配流先に飛んでいったと伝えられています。 この伝説からか、菅原道真を祀っている神社には、梅の木がよく植えられています。 そこで、今回の記事では、京都市内の菅原道真が祀られている神社とそこにある梅を紹介します。

八坂神社と壬生寺の節分会2011年

毎年、2月3日は京都のたくさんの神社やお寺で節分会が行われます。 節分の行事の内容は、各寺社で異なっていますが、豆まきが行われるところが多いですね。 2011年は、東山区の八坂神社と中京区の壬生寺(みぶでら)に訪れましたので、今回は、その2ヶ所で行われた節分の行事をお伝えします。

落語発祥の地・誓願寺

京都市中京区の新京極通は、お土産屋さんが多いことで知られていますが、お寺が多いことでも有名です。 その新京極通のちょうど真ん中辺りに誓願寺というお寺が建っています。 お寺の中には、大きな金色の阿弥陀如来像が安置されており、普段、誰でも拝むことができます。 なので、誓願寺という名は知らなくても、金色の像が安置されているお寺と聞けば、ピンと来る方もいらっしゃるのではないでしょうか。

明治維新の総仕上げをした大村益次郎

嘉永6年(1853年)のペリー来航から約15年の間、日本は幕末、維新の動乱の時代となりました。 この15年で、吉田松陰、西郷隆盛、大久保利通、桂小五郎(木戸孝允)、坂本竜馬など明治維新に貢献した人物が多数出現します。 彼らの活躍によって明治維新の実現へと向かうわけですが、その総仕上げをするために彗星のように現れた人物がいました。 その人物の名は、大村益次郎(おおむらますじろう)。

道端に置かれた碁盤・本因坊発祥の地

京都を歩いていると何気ない場所に史跡を発見することがあります。 多くの場合、石碑が置かれており、その近くに説明書が立っていますね。 かなり昔から置かれている石碑は、何度も見たことがあるので、それほどじっくりと見ることはないのですが、新しく置かれた石碑は、ついつい足を止めてじっくりと見てしまいます。 最近発見した史跡の中では、中京区の寺町通沿いに置かれた「本因坊発祥の地」が、なかなか興味深かったですね。

織田信長も築城した二条城

京都に建つお城と聞いてすぐに思いつくのは、中京区の二条城ではないでしょうか。 この二条城は、慶長8年(1603年)に徳川家康によって京都御所の守護と将軍上洛時の宿泊所として造営されたものです。 二条城と言えば、通常、徳川家康の二条城を指しますが、実は家康が二条城を造営する以前にも二条城が存在していたことをご存知でしょうか。