神應寺にシャガを見に行った・2026年

4月下旬に京都府八幡市の石清水八幡宮に新緑とツツジを見に行った後、男山の中腹に建つ神應寺(じんのうじ)に参拝しました。

この時期の神應寺は、山の斜面に群生したシャガが一斉に花を咲かせます。

公園や寺社の片隅にひっそりと咲いていることが多いシャガですが、神應寺では、数えきれないほどたくさんのシャガを見られます。

静寂の境内で見る新緑

神應寺には、京阪電車の石清水八幡宮駅から南に約5分歩くと到着します。

山門をくぐり、心臓破りの石段へ。

石段と新緑

石段と新緑

カエデの若葉が黄緑色で美しいと感じられるものですが、この石段を上っているときは、そんなことを思う余裕はなく、ただ無心で一段一段踏みしめ踏みしめ進むだけ。

石清水八幡宮の参道と比較すると、大した長さではないものの、角度が急なので足がすぐに疲れてきます。

石段を上り切り、開けた境内に到着。

境内

境内

境内の木々の葉も、まだ産まれたてで、薄めの緑色。

山の中腹にあるため、お寺の建物以外は一切目に入ってきません。

そして、人も全くおらず、静寂に包まれていました。

まずは本堂にお参り。

本堂から振り返った時に目に入る景色が、なかなか雄大。

本堂から眺める境内

本堂から眺める境内

山が緑に覆われ、生き物たちの息吹が感じられますな。

南向きではあるものの、今の時期は日中の太陽が高い位置にあるため、逆光にならず眩しさを覚えません。

本堂近くに植わるツツジは、見ごろを終え、わずかに残った花に小刻みに羽ばたくアゲハがとまる。

鐘楼と一緒に眺めるカエデの新緑。

鐘楼と新緑

鐘楼と新緑

建物や木々の影が短く、境内全体がとても明るい。

杉山谷不動堂ではシャガがいっぱい

神應寺から参道を山の奥に進みます。

途中、「やわたのご朱印めぐり」と記されたのぼりが2本並んでいました。

やわたのご朱印めぐり

やわたのご朱印めぐり

石清水八幡宮駅から歩いて行ける範囲内には、いくつかお寺や神社があるので、それらの御朱印を集めながら散策するのも良いですね。

おそらく、ゴールデンウィーク限定と思いますが、駅前の観光協会に行けば、やわたのご朱印めぐりの案内が出ているかもしれません。

参道をどんどん進む。

ケーブルの柱を過ぎると杉の間から杉山谷不動堂の諸堂が見えてきます。

ここは、神應寺の奥の院。

杉山谷不動堂

杉山谷不動堂

不動堂の北側の斜面では、遠くからでもわかるほど、シャガの薄い青色の花が無数に咲いているのがわかります。

お不動さまにも、しっかりお参りしておきましょう。

石仏を安置する祠の上も、シャガがいっぱい。

石仏とシャガ

石仏とシャガ

シャガの花は、手裏剣のように4方向に花びらが伸び、その表面には黄色と白色の丸い模様が入っています。

それが遠目で見ると、チョウのような姿をしており、群れで飛来したかのような景観となっていました。

参道の両脇もシャガに埋め尽くされる。

群生するシャガ

群生するシャガ

山の中ということもあり、日陰と日向が混ざり合い、カメラで光の加減を調整するのが難しい。

斜面いっぱいに咲くシャガも撮影したのですが、肉眼で見たのと同じ景色を再現することはできませんでした。

等間隔に立ち並ぶのぼりの足元も、たくさんのシャガ。

のぼりとシャガ

のぼりとシャガ

シャガを眺めながら、ふもとに向かって歩く。

途中、工事中のケーブルの柱を通り過ぎ、入り口の鳥居まで降りてきました。

杉山谷不動堂のひきめの滝から流れてきた小川のほとりでは、ここが出口と言わんばかりに参拝者の疲れを癒そうと、ウツギが垂れ下がる枝に沿うように小さな白色の花を無数に咲かせていました。

ウツギ

ウツギ

その隣では、先端に青色の花を付けたイチハツも。

イチハツ

イチハツ

イチハツは、アヤメ科の中で最も早くに花を咲かすことから名づけられたもの。

この後、カキツバタ、ハナショウブと続いていくのですが、今年はすでに淀城跡公園でカキツバタの花を見ています。

イチハツがカキツバタに遅れることがあるんですね。

今年の気象は、ちょっとおかしいのかもしれません。

神應寺では、5月2日から10日までシャガの花まつりが行われます。

アトリエが開かれたり、限定御朱印が用意されたりと趣向が凝らされているようですよ。

ぜひ、この期間に神應寺に参拝してください。

なお、神應寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。