7月上旬に京都市東山区の豊国神社に参拝した後、南東に約5分歩き養源院に参拝しました。
養源院は、参道に多くのカエデが植えられており、秋は紅葉が美しいお寺として知られています。
そのため、初夏から梅雨にかけての新緑もきれいなのですが、7月に入ったので、そろそろカエデの葉は深い緑色に変わっている頃です。
夏の到来を感じさせる参道
養源院には、京阪電車の七条駅から七条通を東に約5分歩き、途中で南に曲がって少し進むと到着します。
山門の前に立つと、頭上には真っ白な雲が浮かび、京都に夏がやって来たことを感じさせます。
山門をくぐって右手に弁財天が祀られているのでお参りをします。
芸事上達や福徳のご利益を授けてくれますよ。
参道のカエデは、想像していたよりも黄緑色でした。
もっと濃い緑色になっているかと思ったのですが。
それにしても、夏空がまぶしいですね。
そして、暑いです。
6月下旬から7月上旬にかけて、気温が高く、非常に暑かった京都。
この日も35度近くまで気温が上がる予報でした。
石碑の上には、さわやかな青空が見えますが、こう暑いと全然清々しさを感じません。
養源院の本堂には、血天井があるので、拝観すれば幾分涼しくなるかもしれませんね。
参道のカエデは、上の方が赤色に焼け始めていました。
カエデの葉が焼けてくるのを見ても、夏の到来を感じますね。
この日の養源院は、ちらほらと参拝者の姿を見かけましたが、さすがにこの時期は人が少なめです。
7月に観光で京都を訪れるとしたら、祇園祭が目的になるでしょうから、人気の観光名所でも人が少なくなります。
養源院は、紅葉の時期を除けば、それほど混雑するお寺ではないですが、それでも夏は人の姿が減りますね。
静かな京都も良いものです。
参道の写真を撮影したら、日差しが強いためか、白っぽくなってしまいました。
青空の写真を撮りたかったのですが。
参道わきには、毘沙門天も祀られています。
手水舎の辺りは、カエデが日陰を作ってくれていたので、幾分涼しかったです。
秋は、ここから眺める紅葉もきれいなんですよ。
まだまだ先の話ですけどね。
そろそろ養源院から出ましょう。
短時間でしたが、古都の夏を感じられる景色を見ることができました。
この後は、法住寺にハスを見に行きます。
なお、養源院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。