4月上旬に京都市左京区の満願寺に桜を見に行った後、岡崎神社に参拝しました。
春は、境内で枝垂れ桜が咲くのですが、あまり人に知られていないため、この時期に岡崎神社を訪れる旅行者や観光客の方は少なめです。
静かな境内で咲く枝垂れ桜
岡崎神社は、市バス停「岡崎神社前」で下車してすぐの場所に建っています。
岡崎神社の西隣には、東本願寺の岡崎別院があるのですが、その敷地に今年の1月にホテルオークラ京都 岡崎別邸が開業しています。
この辺りは、岡崎神社の東隣にホテル平安の森京都があるのですが、ホテルが少なめで宿泊先を探しにくい状況でした。
ホテルオークラ京都 岡崎別邸が開業したことで、岡崎での宿泊が便利になりましたね。
岡崎神社の鳥居の前に到着。
外からだと、桜が全く見えません。
鳥居をくぐって参道に入っても、緑が多く桜が咲いているようには見えません。
だから、桜を見ようと岡崎神社を訪れる人が少ないのでしょう。
参道を北に歩いていくと、狛兎がお出迎え。
狛兎の奥には、枝垂れ桜が植えられています。
この枝垂れ桜は、一重の紅枝垂れ桜で、まだ背が低いです。
すでに満開となり、紅色の花がきれいですが、背が低いと花数が少なく見えますね。
狛犬の近くには、八重紅枝垂れ桜が植えられています。
こちらも満開ですが、枝を伐ったようで、木の上の方にだけ花が咲いています。
石段を上り本殿にお参りをしましょう。
本殿にお参りを済ませた後は、社務所付近、ちょうど境内の中央に植えられている八重紅枝垂れ桜のもとへ、
この八重紅枝垂れ桜もきれいに花を咲かせ見ごろですね。
まだ紅色が濃く、境内でひときわ目立っていました。
八重紅枝垂れ桜の枝先にも多くの花が咲いていますね。
八重紅枝垂れ桜は、年によって花の咲き具合に違いがあります。
昨年は、京都の多くの八重紅枝垂れ桜が、ちょっとだけしか花を咲かせない外れ年でした。
でも、今年は、花数が多く、八重紅枝垂れ桜本来の姿を見ることができます。
ソメイヨシノは、毎年同じようにたくさんの花を咲かせるのですが、不思議と八重紅枝垂れ桜はたくさん咲く年もあれば、花数が少ない年もあります。
神楽殿を背景に見る八重紅枝垂れ桜。
春の神社らしさを感じる景色です。
本殿の正面にある舞台には、小さなウサギがたくさん並んでいますよ。
ミニウサギたちも、岡崎神社では人気ですね。
岡崎神社の八重紅枝垂れ桜は、4月上旬に見ごろを迎えていました。
見ごろは4月10日頃まで続きそうです。
この後は、金戒光明寺に桜を見に行きます。
なお、岡崎神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。