3月下旬に京都市東山区の祇園白川の桜を見た後、北東に約10分歩き粟田神社(あわたじんじゃ)に参拝しました。
粟田神社には、ヤマザクラが数本植えられており、ソメイヨシノよりも早めに開花します。
2022年の京都は、ソメイヨシノが3月24日に開花したことから、ヤマザクラは、それよりも早くに咲き始めたはずです。
花が少ない山桜
粟田神社には、地下鉄の東山駅から南東に約5分歩くと到着します。
上り坂になっている石段脇のソメイヨシノは、5分咲き程度まで咲いていました。
石段を上りきると正面に拝殿が建ち、その奥に本殿があります。
本殿の近くのヤマザクラは、花数が少なめです。
そろそろ散り始めているようですね。
満開を期待したのですが、訪れるのがやや遅かったようです。
枝先に咲いている花が寂しいです。
それでは本殿にお参りをしましょう。
手水鉢の近くには、アヒルの大群がいます。
このアヒルたちは氏子の方が寄進したもので、すっかり粟田神社の名物になっていますね。
黄色いアヒルがたくさんいるだけで賑やかに感じます。
手水鉢の近くのヤマザクラは、きれいに咲いていました。
でも、花数がちょっと少なくなっています。
あと3日ほど早ければ満開の姿を見られたでしょうね。
宝物殿と一緒に見るヤマザクラ。
こうやって見ると、割と多くの花が咲いているように見えます。
もしかしたら、これが満開の姿なのでしょうか。
粟田神社に来たときは、展望台からの眺めも楽しみたいですね。
この日は、まずまず青空が広がっていたので、平安神宮の大鳥居の朱色も鮮やかに見えましたよ。
平安神宮の近くを流れる岡崎疏水沿いのソメイヨシノは、3分咲きから5分咲き程度でした。
3月31日には満開になっていそうです。
展望台の近くのジンチョウゲが、真っ白い花を咲かせていました。
桜に目を取られて、足元で咲く花は忘れられがちですね。
そろそろ粟田神社から出ることに。
最後にもう一度、境内全体を振り返ります。
ヤマザクラの花数は少なめでしたが、春らしい光景を見られ、良いお参りができました。
粟田神社のヤマザクラは、4月1日までは咲いていそうです。
参道のソメイヨシノは、3月中に見ごろを迎え、4月3日まで満開の姿を見られそうですよ。
この後は、インクラインに桜を見に行きます。
なお、粟田神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。