11月初旬に六角堂に参拝した後、南に10分ほど歩き下京区の仏光寺を訪れました。
六角堂はビジネス街にあり都会のオアシスのようなお寺ですが、仏光寺もまた六角堂と同じく周辺で働く人たちの憩いの場となっています。
都会のど真ん中に寺院が建っているのが、京都市の特徴の一つであります。
サルスベリが色づく
仏光寺には、地下鉄の四条駅、または、阪急電車の烏丸駅から南東に約5分歩くと到着します。
仏光寺の入り口の御影堂門(ごえいどうもん)の前にやってきました。
御影堂門の近くには、多くの人が集まっていました。
何かのツアーでしょうか。
御影堂門前に建つ石柱の上では、ハトがのんびりとしていますね。
京都市内は、海外からの旅行者がほとんどいなくなったこともあり、どこかゆっくりとしているように感じます。
境内に入ります。
正面の左側には阿弥陀堂、右側には御影堂が建っています。
御影堂内には、浄土真宗の開祖の親鸞聖人が祀られています。
誰でも中に入ってお参りできますよ。
堂内には、誰もおらず、心静かにお参りできました。
阿弥陀堂と御影堂の間に植えられている八重紅枝垂れ桜は、上の方が赤く色づき始めていました。
今年の春は、八重紅枝垂れ桜の咲き具合が悪かったのですが、葉はしっかりとついています。
阿弥陀堂門の前のイチョウもたくさんの葉をつけています。
黄葉には、まだ少し時間がかかりそうです。
境内の東側に建つお茶処の前に植えられているサルスベリは、一足早く紅葉していましたよ。
お茶処では、数人の参拝者が休憩していました。
また、お昼時だったこともあり、御影堂や阿弥陀堂の会談に座って食事をしている方もいました。
お寺や神社の境内では、飲食禁止になっているものですが、仏光寺は、とくに制限されていないようです。
境内には、カフェもあり、お寺全体が人々の憩いの場となっています。
境内には、あまり人がいませんでした。
普段から参拝者が少ないお寺ですから、11月初旬だとこんなものでしょう。
紅葉シーズンになっても、旅行者や観光客が大勢で訪れることもないです。
寺務所の北側には、寝殿が建っています。
寝殿の前では、キンモクセイが見頃を迎え、良い香りが漂っていました。
御影堂門近くのカエデは、まだ鮮やかな緑色です。
イチョウは、黄緑色になり、少し黄葉し始めていました。
早ければ、11月15日ころに黄色くなっていそうですね。
でも、その他のイチョウは、11月下旬にならないと黄葉しないと思います。
そろそろ仏光寺から出ましょう。
11月初旬の仏光寺は、ゆっくりと時間が進んでいましたよ。
なお、仏光寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。