2月3日に京都市左京区の聖護院の節分会を見た後、近くの須賀神社に参拝しました。
須賀神社は、普段は人がとても少ないのですが、節分の日と前日の2月2日は節分祭が行われ、多くの参拝者で賑わいます。
節分祭の2日間は、境内に懸想文(けそうぶみ)売りが登場します。
この懸想文売りを一目見ようと訪れる参拝者が多いんですね。
混雑する境内
須賀神社は、京阪電車の神宮丸太町駅から北東に徒歩約7分の場所に建っています。
鳥居の前には、節分祭の案内板が出ており、赤色の節分ののぼりも立っています。
境内に入ると、参拝者がいっぱい。
境内の広さは、駐車場があるコンビニ程度なのですが、多くの参拝者で活気づいています。
境内の東側に交通神社と須賀神社の社殿が建っています。
須賀神社は、貞観11年(869年)に播磨国の広峰から勧請(かんじょう)されたと伝えられており、かつては西天王社と称していました。
当初は、平安神宮付近にあったのですが、後に神楽岡に移転します。
現在地に定まったのは大正13年(1924年)のことです。
須賀神社には、5柱の神さまが祀られていましたが、昭和39年(1964年)に3柱が分祀され交通神社が創建されました。
そのため、現在では、災難除の交通神社と縁結びの須賀神社がひとつの社殿の中に並んでいます。
それでは、交通神社に交通安全、須賀神社に良縁に恵まれるように祈願しましょう。
節分祭の日は、節分限定の御朱印もいただけるようです。
社殿の端には、ハート形の大きな絵馬がかかっています。
縁結び絵馬は、こちらに奉納するようです。
懸想文売り
参道では、縁結びのご利益を授けてくれる懸想文が授与されています。
こちらは、懸想文売りです。
同じ懸想文を授かるなら、懸想文売りから授かりたいですね。
ちなみに懸想文の初穂料は1,500円です。
他に境内では須賀多餅の販売も行われていました。
須賀多餅の販売所の前では焚火が行われており、近づくと、とても温かかったです。
節分前後の京都は、1年で最も寒い時期ですから、温かい焚火はありがたいですね。
境内の西側には、たくさんのお供え。
醤油、酢、八ッ橋、五色豆など、供えられている物は様々です。
ハート形の絵馬もありました。
先ほど、社殿にかかっていたハート形の絵馬は、三宅工務店さんが制作したものなんでしょうね。
節分の日の須賀神社は、今年も大賑わいでした。
きっと来年以降も、多くの参拝者が訪れることでしょう。
なお、須賀神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。