冬が続く六角堂に参拝・2018年

2月中旬に京都市中京区の六角堂に参拝しました。

六角堂は、京都のビジネス街の中にあり、周囲をビルに囲まれています。

烏丸御池から四条烏丸は他の都市のビジネス街と変わらない景観なのですが、少し路地に入るとお寺や神社が建っており、京都らしさを感じることができます。

六角堂もそのようなお寺のひとつですね。

毛糸の帽子をかぶったお地蔵さんたち

六角堂の最寄り駅は、地下鉄烏丸御池駅です。

駅からは、南に徒歩5分ほど歩き、六角通を東に入って少し進むと六角堂の山門の前に到着します。

山門

山門

この前に参拝した時は、山門が工事中だったのですが、どうやら終わったみたいですね。

以前の山門と変わった感じはないのですが、どこを工事したのでしょうか。

山門をくぐって境内に入ると、正面に本堂が建っています。

本堂

本堂

本堂の前の鉢には、ハボタンが植えられていましたよ。

ハボタン

ハボタン

ハボタンを見ると、2月中旬でもまだまだ冬だなと感じますね。

それでは本堂にお参りをしましょう。

本堂の西側には、たくさんのお地蔵さんがいらっしゃいます。

お地蔵さんと鳩みくじ

お地蔵さんと鳩みくじ

お地蔵さんたちも、毛糸の帽子をかぶって寒さ対策をしてましたよ。

お地蔵さんの前には、たくさんの鳩みくじ。

そう言えば、六角堂境内には、いつもハトがいるのですが、この日は1羽も見かけませんでした。

ハトも寒いから、六角堂にやって来ないのでしょうか。

こちらは、わらべ地蔵さんです。

わらべ地蔵

わらべ地蔵

小さな子供を守ってくれるお地蔵さんです。

寝ていたり立っていたりするのは、それぞれに行を修しているからなのだとか。

子供を抱っこしているお地蔵さんは、いかにも小さな子供を守っているように見えますね。

境内の北側の池には、礎石が2つ置かれています。

礎石

礎石

この礎石は、16世紀前後に建っていた六角堂の礎石と考えられています。

池では、優雅にハクチョウが泳いでいます。

ハクチョウ

ハクチョウ

冬でも背筋を伸ばして、寒そうな素振りを見せません。

ハクチョウは、いつも水の中にいますが、寒い冬でも体が冷えないのでしょうか。

境内の東側には、十六羅漢さまがいらっしゃいます。

十六羅漢

十六羅漢

その後ろに植えられている御幸桜は、まだ枝だけの状態です。

毎年、3月末頃に見ごろを迎えますよ。

本堂の脇に置かれた池坊専好立花。

池坊専好立花

池坊専好立花

六角堂は、活花発祥の地でもあります。

寺務所には、へそ石餅の提灯がかかっています。

へそ石餅

へそ石餅

へそ石餅は、六角堂名物であります。

池波正太郎の「人斬り半次郎」でも、六角堂のへそ石餅が出てきますよ。

幕末の薩摩藩士中村半次郎が上洛し、京都の薩摩藩邸で働いている合間によく休憩で六角堂に立ち寄り、このへそ石餅を食べます。

いつもように半次郎が六角堂で休憩をしていたら、町娘が数人の浪人に襲われます。

半次郎は、浪人たちから町娘を助けるのですが、これがきっかけで彼の人生が変わって行きます。

人斬り半次郎では、京都の景色が多く描写されており、京都に観光で訪れたことがある方なら、自分の知っている場所が登場するので興味深く読めると思いますよ。

こちらは、本堂の前に置かれているへそ石。

へそ石

へそ石

桓武天皇が平安京に遷都した時、六角堂が道路の真ん中にあり、天皇が遷座を祈願したところ、お堂が自ら北へ動いたと伝えられています。

その時、取り残されたのが、この礎石です。

六角堂は、京都のほぼ中央に位置していることから、この礎石は京都の中心ということで、「へそ石」と呼ばれるようになりました。

京都のビジネスの中心街に建つ六角堂は、今も昔も京都の中心だったんですね。

なお、六角堂の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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