師走の行願寺に参拝・2017年

12月中旬に京都市中京区の本能寺に参拝した後、寺町通を北に10分ほど歩いて行願寺にやってきました。

今年1年間で、行願寺には数回お参りをしています。

今年だけでなく毎年行願寺にはよくお参りをしてますね。

今回は、今年最後の行願寺参拝であります。

参拝者が多めの境内

行願寺の最寄り駅は、京阪電車の神宮丸太町駅です。

駅からは、南西に7分ほど歩くと寺町通に面した行願寺の山門前に到着します。

山門

山門

山門をくぐって境内へ。

正面に建つのは本堂です。

本堂

本堂

参拝者は少ないだろうと思っていたのですが、本堂の中が意外と混んでますね。

どうやら、ご婦人のグループがお参りに訪れているようです。

行願寺は、西国三十三所観音霊場巡りの第十九番札所なので、その御朱印をいただきに参拝されているのかもしれません。

または、行願寺は、都七福神めぐりのひとつでもあるので、こちらの御朱印かもしれませんね。

本堂の前の植木鉢にはハボタン。

ハボタン

ハボタン

それでは、本堂に上がってお参りをしましょう。

本堂の手前では、サザンカも咲き始めていましたよ。

サザンカ

サザンカ

まだつぼみが多く残っているので、これからたくさんの花を咲かせることでしょう。

サザンカが満開になる頃は、京都市内は最も寒さが厳しくなっていると思います。

そんな寒い時期に花を咲かせるサザンカには、強い生命力を感じます。

本堂から少し北に行くと七福神が勢ぞろいしています。

七福神

七福神

後ろのカエデは葉を散らし、七福神の足元にはたくさんのモミジが敷かれていましたよ。

また、七福神の近くでもサザンカがたくさんの花を咲かせていました。

境内の一番北側には、大きな石塔が置かれています。

加茂大明神

加茂大明神

この石塔は、加茂大明神なのだとか。

どのような由緒があるのかはわかりません。

加茂大明神の隣には、たくさんの石仏が並んでいます。

これらの石仏は、百体地蔵尊です。

百体地蔵尊

百体地蔵尊

境内の北東に建っている庫裡(くり)。

庫裡

庫裡

庫裡の前のナンテンが赤い実をたくさん付けていましたよ。

ナンテン

ナンテン

ナンテンは、その言葉の響きが「難を転じて福となす」に通じることから縁起の良い木とされています。

よくお寺や神社で見かけますね。

殺風景な冬の境内に赤い実が彩りを添えてくれます。

最後に寿老人堂にもお参りをしておきましょう。

寿老人堂

寿老人堂

都七福神めぐりの寿老人を祀るお堂ですから、しっかりとお参りしておけば、健康長寿のご利益を授かれそうですね。

それでは、行願寺から出ましょう。

なお、行願寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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