初秋の金戒光明寺の手水鉢に浮かぶ玉・2022年

9月上旬に京都市左京区の最勝院に参拝した後、北西に約10分歩き金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)を訪れました。

金戒光明寺は、浄土宗四ヵ本山の一つに数えられるお寺で、幕末には会津藩が宿所としたことで知られています。

境内は広々としており、そして、大きな建物がいくつも建っていることから、とても見ごたえがあります。

初秋の景色

金戒光明寺には、市バス停「岡崎神社前」から北に3分ほど歩くと到着します。

南門をくぐって少し歩くと、蓮池が現れます。

蓮池

蓮池

夏には、ハスの花が咲く蓮池ですが、今はまったく咲いていません。

参道のカエデが、赤く色づいていました。

蓮池から西に歩くと山門が建っています。

山門とカエデ

山門とカエデ

山門の前のカエデは、4月は真っ赤だったのですが、今は茶色くなっています。

11月になれば、また赤色になりますよ。

金戒光明寺は、紅葉の名所でもあるので、紅葉狩りに訪れるのもおすすめです。

石段の上から見下ろす山門。

見下ろす山門

見下ろす山門

金戒光明寺の山門はとても大きく雄大です。

東山区の知恩院の三門も大きいですが、金戒光明寺の山門も負けず劣らず見事であります。

法然上人の御影が祀られている御影堂(みえいどう)も立派な建物です。

御影堂

御影堂

中に入ってお参りできますよ。

こちらは、阿弥陀堂です。

阿弥陀堂

阿弥陀堂

中には、大きな阿弥陀さまがいらっしゃいます。

それでは、阿弥陀堂にお参りをしましょう。

阿弥陀堂の北東には清和殿が建っています。

清和殿

清和殿

清和殿は、安永8年(1779年)に建てられたお堂で、当初は大庫裡(おおくり)として使われていました。

庫裡は、お寺の台所のことです。

現在の清和殿は、結婚披露宴に使われたりしています。

手水鉢

御影堂の前の手水舎にやって来ました。

ここには、手水鉢にアヒルがたくさん並べられています。

手水鉢の中は、真っ白な石がたくさん敷き詰められていました。

手水鉢

手水鉢

まるで、氷砂糖のようであります。

アヒルたちはヘルメットをかぶっていますよ。

ヘルメットをかぶったアヒル

ヘルメットをかぶったアヒル

たくさん敷かれた白い石の上には、様々な模様の玉が置かれています。

白い石と透明な玉

白い石と透明な玉

玉の中の模様がなんとも涼しげであります。

以前に見に来た時は、手水鉢に花が飾られていたのですが、季節ごとに装飾が変わるようですね。

別の手水鉢にはスイレンが浮かんでいました。

スイレン

スイレン

手水鉢の縁には、「誠」と書かれた鉢巻をしたカメもいます。

「誠」は新撰組の旗で、金戒光明寺は新撰組とも縁があります。

そろそろ金戒光明寺から出ることに。

次、お参りする時は、手水鉢がどのようになっているか楽しみです。

この後は、真如堂に参拝します。

なお、金戒光明寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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